仮面の男2
どうしても3000字に届かない
明日はできるだけ頑張ります!
家に帰るとユウとマオが駆け寄って来た。
「にーちゃんあの人は?」
「この通り無事だ。」
ちなみにエルは家の近くで降ろした。だから今は俺が仮面の男を抱えている。
「わーあー‼にーちゃんすげー」
「まあな、にーちゃんに不可能ない‼」
それから俺は、仮面の男を床に置く。
「フェスにーその人どうするの?」
「マオ~この変な仮面を外してみたくないか?」
「うん‼外してみたい ‼」
実はこの仮面一度取ろうとして取れなかった。結構力を入れたつもりだったのだが全然外れないのだ。
なので、俺よりも力があるマオにやってもらおうと、思っていたのだ。
「いいかマオ‼にーちゃんが顔を抑えるからマオは仮面をひっぱれ!」
「うん分かった‼」
マオが仮面の男の正面に来て仮面に手をかける
「いくよ‼フェスにー、せーの‼」
ギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギイ
音にしたらそんな感じだろうか?
「おにーちゃんもうやめたほうが……」
「そうだな、よしマオもうひっぱらなくていいぞ」
そういうとマオは残念そうにしながらも手を放した。
「なーあなーあフェスにー仮面諦めるのか?」
「兄ーに不可能ない」
(うーん悩むなー正直ここでも再生の能力を使ったら一発で仮面を外せるだろう。だが考えてもみてほしい。あんだけ力技で外れないのに、俺が右手で触れただけで外れたらおかしいだろう‼まあ妹たちは、いいとしよう。だが今は、眠っているがこの仮面の男が、目が覚めた時にどう思うだろうか?明らかにめんどくさくなるに決まっている)
「兄ー?」
ずっと黙っている俺を見やげる目には 兄ーならできるよね っとある。
「よし‼にーちゃんの本気を見せてやる‼マオよく見ておけよ、世の中には力技だけじゃないんだぞ」
俺はそう言うと右手で仮面に触れる。
1秒、2秒、3秒、
まだ外れない
妹たちが目を真剣に仮面に向けている
4秒、5秒、6秒
未だ仮面に外れる様子はない
俺は、皮手袋を着けているが一様能力は、全開にしてある。
それでも外れないのは男が何十年もの間この仮面を着けていたことになる。
7秒、8秒、9秒、10びょ パカ
大体10秒いくかいかないかぐらいで仮面は外れた。
「おおー‼すっげーーフェスにー」
「おにーちゃんすごい‼」
「兄ーさすが」
「うわーあ」
俺が仮面を外すと、いきなり三人が抱き着いてくるものだから倒れてしまった。まあ抱き着くのはいいがあまり変な所を触るのは止めて欲しい。誰かは、知らないが。
三人を俺の上からのけてから、仮面を着けていた男を見る。
「ていうか、こいつの顔なんていうか普通だな」
「ふつうーふつう」
「普通ですー」
「ん、普通」
兄弟姉妹一致の普通の顔だった。
短くてすいません。