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諸魚人の水難  作者: 木耳
第1章 いざ水中
5/9

第4話 答え

色々とたてこんでて書く時間が……

(まあゲームしてるだけなんですが)

「確かにお前のその弱りよう見てると、俺が仲裁しなきゃなんねぇのかなあって気になるわ」

「……え? 私が、弱っていると?」

「やたらと言葉と言葉に間があいたり。それと泳ぎ方。くねらずよれよれとな」

「申し上げにくいのですが……間があいてるのは動揺からです。無論……読み違いの。泳ぎ方は、我々リュウグウノツカイは元からこういう泳ぎ方なんです。巳年だからといって、長いものは皆くねるとは思わない方がいいですよ」

 全てはただの……勘違いだった。

「そうなると、俺が仲裁する理由が見事に無くなったな」

「…………残念です」

「話のわかる奴なら誰でもいいって事だよな。何ら関係がない俺で良いんだから。それなら適役がたっぷりいるさ。俺は言葉は苦手なんだ。お前が喋ってるってことを信じそうな奴を探しな」

 ゆっくりと立ち上がり、別れの挨拶代わりに靴を打ち鳴らして履き直す。


 俺には向いてない。俺みたいなニートなんかには。


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