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第4話 答え
色々とたてこんでて書く時間が……
(まあゲームしてるだけなんですが)
「確かにお前のその弱りよう見てると、俺が仲裁しなきゃなんねぇのかなあって気になるわ」
「……え? 私が、弱っていると?」
「やたらと言葉と言葉に間があいたり。それと泳ぎ方。くねらずよれよれとな」
「申し上げにくいのですが……間があいてるのは動揺からです。無論……読み違いの。泳ぎ方は、我々リュウグウノツカイは元からこういう泳ぎ方なんです。巳年だからといって、長いものは皆くねるとは思わない方がいいですよ」
全てはただの……勘違いだった。
「そうなると、俺が仲裁する理由が見事に無くなったな」
「…………残念です」
「話のわかる奴なら誰でもいいって事だよな。何ら関係がない俺で良いんだから。それなら適役がたっぷりいるさ。俺は言葉は苦手なんだ。お前が喋ってるってことを信じそうな奴を探しな」
ゆっくりと立ち上がり、別れの挨拶代わりに靴を打ち鳴らして履き直す。
俺には向いてない。俺みたいなニートなんかには。