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2話 再開

今回は早めの投稿。

そしてかなりの短めです。

相変わらず会話ばっかで下手くそですが良ければ読んでください。


「~♪」


なんだろ…

この懐かしい匂いは…

昔何処かで嗅いだことのある匂いだ…

そしてこの歌…

これも何処かで…聞いたことがあるような…

なんだかわからないが頭のしたになにか柔らかいものがある。


「こ…こは?」


「気がついたの!?傑!!」


起き上がろうとしたら突然誰かに抱きつかれた。

今わかった。

俺は誰かの膝の上に寝ていて…

でも誰なんだ俺にだきついた人は…


「き、君は…」


「えっ?」


「私よ傑、忘れたの?」


抱きついていたのは少女だった。

髪はピンク色で長かった…

そしてかわいい!

でも何処かであったような…


「ごめん、全然覚えてないや」


「私よ!!私よ傑!!ほんとに覚えてないの!!」


彼女強く必死にいってきた。

だが思い出しそうで出てこない…

たしかに何処かであったことのあるのは分かるのだがどうしてだろう…

全然わからない…


「そうよね、やっぱり10年もたったら忘れちゃうよね…私も変わったし傑も変わった…うん、そうだよね」


「え?10年前に会ったことがあるの!?」


「えぇ、ここでちょうどこの場所で」


「ここで?そういえばここはどこだ…」


俺と彼女の回りは花畑で綺麗だった。

だがどうしてこんなことにいるんだ。

もっと大切ななにかを忘れてるような…


「ハッ!!そうだ空は!!空は何処に!」


「空?あぁ傑の妹君か、その子ならもういないわ」


「何処に、何処に行ったんだ!!」


「妹君なら傑も見ていたでしょ、あの契約者に連れていかれていたでしょ」


「そんなの分かっているよ!!そのあと何処に行ったか知りたいんだよ!」


「ふふ、それは無理だよ、私は私としての体が無いもん」


「体が無い?」


「うん、私は体と言う体が無いもん」


「どうして体が無いんだよ…まさか」


「そう、そのまさか私はあなたたちで言う契約相手よ」


「契約相手って俺は契約を…」


「いやそれはないよ。10年前も今も…ただ私は傑たちの世界ではそう長くはいられない。だから人と契約をして全てを人に託しいようとするの」


「託すって…」


「もう一回聞くけどホントに覚えてないの?あのときの約束も忘れちゃったの?」


「・・・」


「ごめん、ホントに覚えてない。でも約束ってなんなの?」


「いや、別にいいよそこまで無理に思い出そうとしなくても」


「・・・」


「そんな顔しなくてもいいよ私は傑にまた会えて嬉しい。それだけでいいよ」


「ほんとごめん、えっと名前は…」


「マナ。マナ・エルステルだよ」


「気になることがあるんだけどマナ何個か質問いいかな?」


「うん、いいよ。あとそんな言葉使いじゃなくて普段の話し方で話して」


「うん、わかった。その質問なんだけど10年前に俺とあったって言ったよね、その契約相手って確か6年前から現れたんじゃ…」


「私もよくわかんない…この世界に来てさ迷ってたら傑とあったから」


「ならこの場所で前に会ったことがあるっていたけど…ここはどこ?」


「ここは今は傑と私の中…かな」


「俺と君の中?それってどういう意味?」


「どういう意味って言われても話そうにも難しくて私もよくわからない」


「でもここで俺は君と会った。それはほんとなの?」


「うん、ほんとだよ。ここで泣いていた私を慰めてくれた、それが傑だった」


なんかよくわからない。

ここはマナと俺の中だとマナは言った。

だが俺は昔にここでマナと会った。

理屈としてはどこかおかしい。


「じゃあ、二つ目の質問。これからも君はここにいるの?」


「当然。扉は一度開いてしまった。固く閉めた扉を開けてしまうとそれをもとに戻すことはもうできない」


「え?」


「まぁ要するにここはいつでも開いている。だから傑はいつでもこれるよって意味」


「いつでもこれるってどうやって来るんだよ」


「それは簡単願えばいい。願いは必ずとどく。それが約束の一つ」


「あとその約束ってのはどういう意味をなすの?」


「約束ってのは傑自信に関わることしかないよ。これ以上は言えないけど」


「俺…自信に関わること…」


「そだよ。傑自信に関わること♪」


「なら最後に一つ!!今俺が契約者になりたいと言えば君は契約をしてくれる?」


「う~ん…やだかな」


「それはどうして」


「どうしてってそれは傑が私との約束を覚えてないし今の傑前とは違う。前は他の人の力とか一切借りたりしなかった。だから私が契約をしてって言っても嫌だと答えた。でもほんとは別にいいんだけどね。傑が求めるならそれで私はいいわ」


「いや、いいんだ。冗談だと思ってくれればいい。やっぱり自分の力でやってみるよ」


「私はいつでも言えば私は傑となら契約はするよ。出来れば約束を思い出してくれるといいけど」


「契約はまた今度にするよ。いまはまだ自分の力でなんとかする」


「でもほんと傑はついてるよ。妹君を助けれるチャンスはまだあるよ」


「チャンス?」


「ここを出ればわかるわ」


「出るってどうやって…」


また突然マナは抱きついてきた。


「ほんとまたあえてよかった。また来てね傑」


「え、あぁうん」


「ならいってらっしゃい♪」


するとマナは俺の顔に手を出した。

すると突然辺りは暗くなった。



これから俺の運命は大きく動き出す…

大切な人との再会はそう遠くはない…



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