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今の自分で幸せになりたい

感情とはままならないものだと思う

作者:さかな
(世界設定はシリーズの説明に書いてあります)

 最初の6人のうち、紅一点の皇帝桜は感情の表現が苦手だ。好き嫌いの表出は大切なものを奪われる原因となった。
 だが、この世界では関係ない。周りにいる者達のためにも、少しでも感情を表出したいと願っている。感情が伝わらないことに寄るトラブルを避けられれば、周りの者達の苦労も減るだろうと判断したのだ。努力をしてみても、理解し得ない感情は表情に出ない。感情を言葉にする練習は成果があるのに、表情には出なかった。
 このままでは、生前から仕えてくれている相手が苦労する。そう思った皇帝桜は更に努力はできないか、と常に頭を悩ませていた。鏡を見ても変化しない表情。そろそろ自分の顔も見飽きてくる。生前から見ている彼等はもう見飽きてしまったのではないのだろうか。そんな風に思わなくもないのだ。だから、もっと努力をしなくてはならない。
 そんな風に皇帝桜は考えていた。
 だが、皇帝桜が最も苦労を掛けていると思っている相手――最初の6人の皇帝達の一人、皇帝凜夜。生前から彼女に仕え、彼女を愛している彼は別に何とも思っていない。彼女から与えられるものは、例え苦労だろうが何だろうか喜びを感じている。
 そんな皇帝達のドタバタ話

 ※文豪コロシアムにも同一作品を投稿しています
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