#161 休校なのに何もない
「あの引っ越しから何日経ちましたっけ…」
「3日ですわ…」
「でも誰もいないですよね…」
みなさんどうも。あの引っ越しから数日、今日は金曜日ですが…なぜ誰も来ない!がらんどうの部屋の中で寂しそうな目で部屋を見続ける僕たち…今日も今日とて学食に行こうとした…その時だった。
「あ、メールが来た。今日は休校ですって!?」
「補講日なら聞いたことありますが…休校なんですね…」
「補講する授業がなかったみたい!だから休校だし、学食も休みだって…」
「つまり一日暇ってことですわね!」
「まぁ、そうなるわな…」
「チャイムが鳴った!もしかして…!」
「おや…君は新人の…」
「あ…え…?」
「俺は雅、こいつは強介、そしてミミックに喰われた跡があるのが朱雀さんだ。」
「あの後どうしたんだ…まさか…?」
「なんとか胴上げしたらこうなった。でも跡が残るなんて聞いてないぞ!」
「あなたのやった胴上げって…おっと、これ以上はやめておきましょうか?」
「細かすぎて伝わらないネタってことでよろしくて?」
「とにかく、引っ越す予定の人が来ると思ったけど、実際はどう見てもおじさんたちだから困ったいるのでしょう。今引っ越し予定の人がどうなっているか知りたいですか?」
「わたくしは知りたいです。というか一番知るべきでしょう。なんですぐに教えないんですか?」
「いやぁ…その…ねぇ…」
「僕たちミスっちゃいました!てへぺろ!」
「ふーん…反省する気ゼロですか…」
「あ…美咲希ちゃんは見ない方がいいよ。おじさんが軽く血噴き出しているから。」
「は、はい…」
「大変申し訳ありませんでした!」
「新しく来る方たちにもあなたたちにも…引っ越した方にも補填はしますから!」
「まぁ、今回はそれで手を打ちましょう。」
「で、引っ越ししてくるのはいつですか?」
「明日です!許してください!」
「明日来るんですね。わかりました。ところで来る日のためにとっておいた料理があるんですけど…」
「あ…食べます!食べますから!」
「…あまり食べ物を武器にしないで。間違えてるから!」
「そ…そうですわね…」
「とりあえず明日、ここに来るということでいいですよね?」
「はい、そうですとも…」
「うーん…みなさんここは撤収した方がいいのでは?」
「大家がそう言ってるからここは撤収で!」
「ではまた祝いに来ますね!それでは!」
「…嵐のように去っていきましたね…」
「でも明日から他の人が来るんだ!楽しみだね!」
「飛翔さん…やる気ですわね。」
来たる明日が楽しみだ。なぜって?そりゃ新しい住人がここに来るからに決まってるからだろ!




