#157 キノコ勇者
「秋ですね。」
「キノコですね。」
「美味しいですね。」
みなさんどうも、キノコが美味しい季節になりました。飛翔の好きなキノコは…マイタケかな?香りがいいんですよ。今日は美味しいキノコを食べるための日曜日の午後の戦争のお話。
「キノコを食べましょう!」
「そうだ、今日のお昼にポルチーニ茸を使ったパスタにしましょうよ!」
「いやそれより大きいしいたけでしょ。美味しいじゃん。」
「しいたけ嫌いなんですよ…」
「あずさ、それは知らんでござる。」
「エリンギじゃダメなんですか?」
「エリンギ…いいですね…」
「それじゃあ多数決にしましょう。みんな集まって!」
こうして共有スペースのおしゃれなところに集まった。最近改築して部屋が増えたが、物置が減った気がする…そんなことはさておき、一人一キノコ、食べたいやつをプレゼンするとかなんとか。
「まずわたくしはどう考えてもしめじですわ。あ、本しめじ以外認めませんわ。」
「結花さん…僕はマイタケのほうが好きですよ。マイタケのてんぷらに勝るものなんてない!」
「飛翔、私は平茸派だ。昔家の近くの木に生えていてうれしかったからな!」
「みずっち、あーしはしいたけだね。大きいのだとなおいいよ。」
「陽彩、美味しいのはなめこでしょ。味噌汁一択。決まりね。」
「ずるいよ!馨はずるい!私もしいたけがいい!」
「かもめ…あのね…私は…マッシュルームがい…」
「わかばちゃん、キノコは松茸一択でござるな。な?」
「このはさん!あ、私はブナシメジで。」
「美咲希さん、私はトリュフが欲しいです。ポルチーニ茸でも構いませんよ。」
「あずさ?きくらげが最強じゃない。瑞穂は何を言ってるんだか…」
「ちーさん、私は何でもいいんですよ。」
「美空と私はこだわりないんだよね。みんなでご飯を食べたいんですよ。」
「では今日の夕飯はキノコのフルコースにしましょうか!□ピアに行ってキノコを買い占めてきますわ!」
「一緒に行くのは…私は確定だな。」
「あ、飛翔さん、逃げないでください。荷物持ちだけじゃなくその他もろもろで必要なので。」
「そうだな。あと免許持ちの方がいるといいんだけど。」
「じゃ、あーしが行く。こう見えてゴールド免許なんだ。な、いいだろ?」
「陽彩さん、じゃあ運転お願いします!」
「じゃああーしの愛車で行くか!」
というわけで□ピアに行くことになった。このシェアハウスに駐車場なんてあったのかという驚きもあるが、そんなことはいい。車で□ピアに行き、色々なキノコとか食材を買って、ついでに通り沿いのファッションセンターで服を買って、気が付けば夕焼けチャイムの鳴る時間になった。




