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#153 こんなゼミは…たまにはいいな。


「今日から学校か。」

「学食も今日からね…」

「…私たち…入れ替わってる!?」


そんなわけないだろ!みなさんどうも、君の名はごっこなんて誰が知ってるんだか…さて、今日から学校なんです。僕、飛翔も今日から学校に戻るのだが…


「おい愚民ども!今日も私の靴をなめろ!」

「アル中の相手なんてやってられねえ!」

「飛翔…落ち着こう、ほら、深呼吸。」

「…ふう。ごめんね。」

「でもまさかことりに止められるなんてね。爆発してほしい限りだわ。」

「真音、私たちも頑張りますよ。キスから始めましょう!」

「あの…地獄から助けてくれ…」

「あぁ…私が悪かった。頼むから百合展開だけはやめてください…」

「てなわけで今日もゼミですか。」

「あぁ…ところでここは何を学ぶんだ?」

「学長も何も言ってないですからね。」

「うーん…今日はこれを決めていこうか。何かいい案は…飛翔。何かあるか?」

「僕は…ごはん学部でしょう。料理ばっかりやってるから。」

「みんなうなずいてるから…これでいいのかな。」

「西園寺先生、私たちに料理を教えてください…!」

「あ…あぁ!」

「蓮花…何をしようとしてる?」

「望愛!?というか口調よ…」

「蓮花よぉ…私たちの愛弟子に料理教えんな…!」

「南川先生…あなたも酔ってるんですか?」

「そりゃ私もこうなるから…!」

「あぁ…みなさんわたくしがさっきから手招きしているのに気づいてないですか?」

「サーシャは知ってるのか?」

「えぇ。朝起きたらこいつらは家の近所で酔いつぶれてましたよ。」

「お、おう。ところでみんな付き合ってるの?」

「はい、僕と心美さんはですが。」

「わたくしと俊一もです!」

「羨ましいなぁ…ね、ひーくん。」

「僕モテるけど付き合えないんだよ…」

「どうしてなの?」

「主に結花さんのせいでしょ。ひーくん。」

「あの人少々過保護なんだよね…でも滅茶苦茶彼のことを考えているわ。ヤンデレというものがあるけど…あの人って少し重めの純愛って感じ。」

「実際、私たちといても何も言われないですしね…飛翔を守ってくれてると思ってるからかな?」

「おそらくそうですよ。もし飛翔さんが1人だったら今頃死んでますから。」

「…実は私見たんですよ。飛翔さんが天使たちといた所を。でも…あの時の目は…たぶん死に場所を探したあとだったと思います…」

「そうなのね…」

「人というのは1人では生きていけない。でもそれって、人をやめて転生した私たちも同じなんだよ。私たちも孤独になるととても心苦しくなるよね。でも誰かといるとどこか安心する。そういうことなんだよ。」

「…そうですね。」

「西園寺教授もたまにはまともなこと言うんですね。」

「たまにはってなんだよ…まぁ、柄にもないこと言ってる自覚はあるけどさ、本当に1人だと寂しいんだ。自分が辛いんだ。だから…まぁ…友だちは大事にな!」

「チャイム鳴ったので帰ります〜」

「明日から学食あるから遅れないで来てね!」


みんな仲良いのはとてもいい話。こういう世界を待っていたのかもしれない。

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