#148 あの日の真相
「え!?」
「今日なんだ…」
「ついに来たね。」
みなさんどうも。今日は転生者が来ます。それはもちろん楽しみだが…それより気になることがいくつも。ただこれを話すのは少し時間がかかる。あれは…ある夏の日のことだった。
「久々に現世に戻ってきたね。」
「そうね…って飛翔くん!」
「美春…元気だったか?」
「うん…やっぱり私が悪かったなぁって。」
「…ほんと?」
「あぁ!君たち!ちょっと魔王様に頼まれて君たちを監視しないといけなくなったんだ!」
「…見たことあるけど…誰?」
「佐原壮介…私のゼミの教授だ。新米だぞ。」
「あぁ、紹介ありがとう…ところで美春、久々だから忘れられてるかもしれないが…自己紹介しておいた方がいいぞ?」
「うん。私は橘美春、昔学食で騒ぎを起こして…その後自分から旅に出た流浪の者だ。しかし…どうして私が監視役に?」
「…君たちは、小見川水輝と笹川あやめを知ってる?」
「ま、まぁ、名前だけ…」
「知ってますけど…智也がいないですね。」
「…あの子は寝坊している!だからもう放置だ!」
「仕方ないか。で、僕たちに何をして欲しいんだ?」
「…あいつが、とっても怪しい。」
「あいつって?」
「…佐倉暢。」
「あの主催者か。確かに怪しいと思った。」
「特に最後の不自然な笑みがね…」
「そこで僕たちが案内役として監視するんだ。」
「はい。」
「あ、飛翔は智也にこのことを伝えておいてね。美春は…いざとなったら2人にこのことを話してほしい。」
ということだ。実はあのスピンオフにはこんな裏が隠されてあった。時間は進みちょうど水輝たちが成田に着いた頃、智也が起きてこっちにきたんだ。僕が事情を伝えるとすぐに滑河駅に車を走らせた。既に本来のメンバーは佐原教授の手で眠らせてとあるホテルに置いてきたそうだ。
「それではみんな、頑張って!」
こうしてみんなと別れ、僕は母に連絡した。ちょうど実家にいると思ったからだ。結果、この計画には許可した。しかし問題は兄のことである。母は兄が帰ってきたといい、事情について聞かれた。ありのままのことを話すと父を呼び出して…その後の兄についてはスピンオフを見て欲しい。まぁ、兄は僕を狙っていたようだが。
「飛翔…お待たせ。さぁ、行くよ。」
しかし、気がかりな事が一つあった。あの2人についてだ。ただ、これも暢は騙して説明したようだ。本当の目的なんてバレないようにね。だから2駅は自分たちで説明が必要だが…彼らはなんとかするだろう。
「僕たちはここにいるから、説明お願いね。」
こうして美春を降ろして僕らは銚子に先に行く…予定だった…




