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#144 とある日のバイト募集の話


「まさかそれ…」

「このチラシじゃダメですか!?」

「これもしかして…」


みなさんどうも。不良ではない飛翔です。あずささんに夏休みの塾のチラシを頼んだのですが…ほかに決めるものがあるようだ。


「さて…塾を開くことは決まったが…まず何をするんだ?」

「まず募集をかけましょう!」

「さらにシフトと何を教えるか決めなくては!」

「ただいま〜あ、もしかして何かあるでござるか?」

「あ〜…夏休み限定の塾を開こうかと検討してた。」

「そうでしたか…なら8月入ってから始めましょう!それまではチラシを作りましょう!」

「チラシ…ってどうすればいいの?」

「そもそもチラシってなんでござるか?胸に巻くものか?」

「それサラシでしょ。要は広告のことですよ。広告を打てば人が集まるってことです!」

「ほぉ~」

「頭脳に関してはどうだ?現役大学生の飛翔はさておき他はどうだ?」

「わたくしは大学中退ですわ…やっぱり学校は辛いです…」

「思い出させてすまなかったな…そんな私は中卒で土方で働いていたら転生してたな!」

「そうなんですか…!私は…高校生活で馴染めなくてですね…結果大学には行けなかったですね…」

「私は…気づいたらここにいたでござるな。親が…ね…」

「そうなると私は若干楽だね。大学卒業してますから!」

「千歳、嘘をつかない。本当は?」

「…大学除籍です…お金が払えなかったんですよ…」

「もしかしてみんなお金がない?」

「そうですね…大家さんぐらいでしょうか。」

「えぇ!?わたくしそんなお金ないですよ!?」

「確かに。普通ぐらいでは?」

「飛翔も金持ちなイメージあるけどな…」

「飛翔さんは金持ちじゃないですよ?」

「えぇ!?」


…実はそうなんです。確かに家賃も学費も0ですけど、これは天使になって世界を救ったり、大家と仲良くなったりしたからです。実際月に配布されるのは3万で住民とはほとんど互角なんです。ほぼ使わないので貯まってはいるのですがね。


「そうだったのか。」

「貯金できるのは偉いですね。」

「いや、物欲がないだけだ。」

「飛翔さんはもっといいもの買ってもいいんですけどね…あ、あずささん何書いているんですか?」

「このチラシじゃダメでしょうか。」

「先ほどのチラシは文句を言われたので別のを書いてみました。」

「…なんの絵なの?これ。」

「ねこ!」

「…さっきの方がいい。」

「だんご大家族?それ著作権大丈夫かな…」

「でもかわいいじゃないですか。今の私の流行りですよ。」

「そういう問題じゃない!」


この作品はみんなの人生には絶対にならない。けどこういう日常は人生の1ページになると思う。

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