#97 お酒はほどほどに
さて、前書きを頼まれた大空はるかと申します。この物語はふとした瞬間に転生してしまった飛翔が送る転生的日常物語です。過度な期待はしないでください。
「うぅ…飲みすぎた…二日酔いで学食かよ…」
みなさんどうもこんにちは。いかがお過ごしだろうか。麗らかな陽射しに鳥のさえずり。今は春の真っ盛り。新入生がどうとかそんなのはあまり考えず、ただ学力によって振り分けられるこの学校において、春だから出会いも別れもない…わけでもないのですが、この物語も第二章になるとは。まぁ、まだ伏線回収も未登場キャラも、そして…こんなに書いてますが、正直特に考えてないのだが…そんな僕の名前は神崎飛翔、20歳のコカビエルとかいう天使だ。そういえばこの世界は年齢不変世界なのか、それとも現実世界なのか、またまた二十歳以上不変世界なのかまだわからない。でも、そうなると後輩たちとお酒を飲むということはできないのだろうか。
さて、神楽阪の家を出ようとすると同居している天使、楠結花が声をかけて来ました。
「飛翔さん!今日も元気にいってらっしゃい!」
結花さんはある日突然道に迷っていたところを助けたら同居する流れになった。最初こそ愛する者への…いわゆる愛の束縛癖から逃げようとしたが、話すうちに依存し依存しあう…までは行かずともかなり良い関係を持てている。外に出て駅への通り道の近くには公園がある。少し前までここに何人かホームレスの人たちが住んでいたが、みんなどこかに引っ越したようだ。その1人とは仲良くしていたので少し寂しいのだが。
そんなことを思いつつ道は少しづつ坂を下り、気づけば神楽阪の駅にいた。ホームでは色々な学校の学生が待っていた。後ろからいつものうるさい声が聞こえる。
「飛翔、おはよう。って、うるさいって何よ!」
「真音さん、それはたぶんうるさいから言われたんですよ。」
「どこがうるさいの!」
「主に…顔とか?」
「なんなの!まったく京子は!」
「おはよう…さすがに二日酔いで学食作るのはダメだね…」
「えぇ…二日酔い…?それは迎え酒すれば問題ないわ!」
「ダメですよ!身体に悪いですよ!」
僕とこんな会話を繰り広げてるのは料理サークルの倉田真音と蟹江京子だ。こいつらは家の近所でもあるので仲が良いんだ。
「そういえば…今日は雪とさくら、それにことりもいないみたいだけど…どうしたの?」
「あぁ…その子たちなら…」
「その子たちは形なくこたつにこもっていたちになっているのではないでしょうか?」
「うん。絶対ない。ありえない…だって今4月だよ?」
「その子たちは!…うん、絶対あとから来るから。」
学校開始前からこんな感じで大丈夫なのか。電車は今日も大学の最寄り駅まで飛ばして行く。二日酔いの僕が酔わない程度に。
ゆい:ところで、1期とは何が変わったのかしら?
かおり:それは…なんでしょうね。
なつは:さて次回のただ日おかわりふれいんはこの続きから!どうぞお見逃しなく〜
ゆい:ちょっとなつは!?早すぎじゃないかしら!?
かおり:以上喫茶ルーナ組がお届けしました〜




