#139 鮫は出ないけど映画はある!
「というわけで」
「今日は映画に行きましょう。」
「そうだね。」
みなさんどうも、映画を見ることになった飛翔です。神楽阪にシネコンなんてものはないので駅に集合になった。
「遅い!今日は飛翔の奢りだからね!」
「…気にしないでください。彼女は無意識に色々作り出してしまうので…かくいう私は情報思n…」
「うーん…作品的にアウト。」
「…ごめん、さすがに嘘。しかもまだ朝の7時だし。」
集合時間は10時。なぜここまで早く出たのかについては…謎だ。僕の場合は散歩してたら会っただけなんだが。
「ところで今日はどこまで行くんですか?」
「上天ですよ。映画館があるので。あ、予約はとってくれたみたいです。ことりさんのお友達に感謝です。」
「そうなのか。映画は何時から?」
「14:30です。今回は有名な映画なんですよ。」
「そういえば京子は映画鑑賞が趣味なのよね。」
「そうなんですよ。お姉ちゃんがよく見てたので。」
「へぇ~…」
「遅れてごめん!」
「雪!今日空いててよかったわね。」
「本当だよ。たまたま週5だったからよかったよ。」
「お疲れ様です!」
「で、他に誰か来るの?」
「えぇ、さくらが来るわよ。」
「そうか…ところで今何時か知ってる?」
「えぇ、8:30だよ。」
「うん、集合は10:00、早いよね。」
「さくらちゃん来たよ?」
「飛翔さん、よく気づきましたね。」
「…集合時間がゲシュタルト崩壊する前に上天に行こう。」
電車に揺られて10分ぐらい。高層ビルと電波のような街が見えると上天に到着した。シネコンにはもう少し先なので駅の前でことり達を待つことにした。
「こっとりーん!」
「はーい!」
「後ろからみなみです!」
「ポケットから心美です!」
「…いや、私もいるよ!」
「ということですよ。私も。」
「…はぁ、飛翔さんも大変ですね。」
「とりあえず自己紹介しなさい。」
「あ、あすなです。最近あすなスペシャル出してます。」
「…私は島野美紀です。ミキティー!!!!!!!!!(発作)」
「僕は大村拓哉です。みなさん、映画館はこちらです。」
…九人になってしまったが映画館に行くことができた。映画は“エンシェントロマン~黄昏のオード~”とかいう…クソ映画だった。誰?これ見ようといったの?
「面白いと思ったんですよ!」
「何が!?」
「理不尽に吹き飛ばされたおじさん以外覚えてないわよ。」
「アイテムの名前もわけわからない…」
「そうだよね…敵多すぎるし。」
「それと、聞いてて不協和音ばっかり…金返せよ…」
「すみませんでした!!!!」
その後拓哉は全員にご飯を奢ることが決定し、心美と美紀は拓哉の耳元で延々と劇中のBGMを流した。




