#136 トロイメライ
「とんかつ定食を3つお願いします。」
「はい、ソースは…」
「おろしポン酢3つでいいですかね。」
みなさんどうも…拷問の恐怖におびえる飛翔です…あ…ありのまま今起こってることを話すぜ…僕は今京子と桜の拷問を受けることになっている…な…何を言っているのかわからねーと思うが…逃れられなかったのでわからなかった…京子に見つかった時、刃物を首に突きつけられたり、毒を盛られたりするとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ…
「もっと恐ろしい物の片鱗が見えていますか…?失礼ですね。」
「ご…ごめんなさい…」
「本当に…心配してたんですから!」
「そうですよ…!ノロウイルスと聞いて本当に悲しかったんです!」
「私たち、家が近所で…面会もできずに…でも水曜日には帰ってくると聞いて…うぅ…」
「来るなら一言ください…!今日は火曜日だから休んでおいてください!3限は誰ですか?」
「さ…蓮花だけど。」
「それなら今日は休講ですよ?」
「まぁ…あれは自業自得だろうか。」
「当然です。なので今日は帰ってください。明日はお楽しみに。」
「ありがとうございます!」
「じゃあ、お大事に。」
こうして用も無くなって帰ることになったわけだが、購買部とか見たことなかったので見ようと思った。だけど病み上がりだからやめることにした。
「ただいま!」
「…ただいま!」
「…おーい、誰かいないのか?」
部屋に帰ってくると、そこには誰もいないただ孤独の空間が広がっていた。状況を理解するため机や台所などを調べた。
「本当に…誰もいないの…?」
「おっす…飛翔しかいないのか?」
「瑞穂…みんなどこに…?」
「どこと言ってもな…私も今日は朝早くに家を出たからな…分からないな。」
「そうか…」
そしてこの空間には二人だけの…少し静かな時間が広がっていた。
「あれ?なんでこの空間に人間がいるの?」
「誰だお前は!?」
「あ、大空はるかです。」
「おおぞら…はるかかなた?」
「彼方行かないで!?」
「と言うか他作品にいるんだけど?」
「そ…そうなの!?」
「仕方ないね。」
「とりあえずこの空間から出して?」
「いいけどこのシェアハウス誰もいないよ?」
「まじかよ。」
「あとこの空間はあと5分で閉鎖します!」
「だから蛍の光が流れてるのか…」
「閉鎖すると自動でリスポーンします!」
「そうなんだ。」
「ただいま!」
「あずさと結花!?」
「ここどんな空間だよ!?」
「うーん…自遊空間?」
「ネカフェじゃないですか。やめてください。」
「あ、この空間は終わり!閉廷!倒産!」
いったい何があったのだろうか。日常が嵐のように過ぎ去っていくのは後遺症か?それとも…




