#131 嵐の前後の静けさ
…ふぅ、やっと前書きが書けるよ!天使たちが疲れちゃうから黙ってたの!
「…ん、もう朝か」
「おはよう…道端で寝るなんてどうしたの?」
「…飛翔さん。とりあえず学校に行きましょうか。」
みなさんどうも…道端で寝た記憶がない飛翔です…あ、そうだ。あの後家でおかえりパーティーやったんだ。そこでテキーラ一気したのは覚えてるんだけど…その後はさっぱり。まぁ、二日酔いじゃないからいいのか。
「ひーくん。お久しぶり。」
「みんな…!ありがとう!」
「飛翔が帰ってきたことだし、今日からたっぷり働いてもらうから!」
「ビショップ!ファイト!」
「…そうだな。味は問題ないと思う!ただ…」
「…ん?どうしたの?」
「メニューどんなんだっけ。」
「あー…そうでした!メニューを改正したの…学生に周知してないじゃないですか!」
「ことりちゃん、頼んでましたよね?」
「…ごめんなさい!今からやってきます!」
「あーあ。涼のせいでバレちゃった!」
「…手伝いに行きますよ!」
こうして心美と涼はことりの手伝いに行くことになった。というか学食を食べる人以外知らなかっただろうな。
「さて、頑張りますか。」
「とぉりゃああああ!」
改正後のメニュー作りも学食作りも勢い良く始まっていった。厨房は炎の暑さと慌ただしさで久々の日常を感じた一方、メニュー作りはデザインやメニュー選びに苦戦していた模様だ。
「ありがとうございました!」
「…もういないわね。」
「はい。大丈夫です。」
「よし、今日の営業は終了したわよ。賄いを食べるわよ。」
「賄い…がないじゃないですか!」
「京子、わかってるわよ。」
「真音、精神科へレッツゴーするか?」
「わたくしもついていきます!」
「サーシャ!?いつからそこに!?それとその子は誰!?」
「私は白金みなみと申します。テニスサークルに所属しています。学食を手伝ってもよろしいですか?」
「検討しておくわね。みなみ…って白金の?」
「そうですけど…」
「ことりはそれ知ってる?」
「いや?でもバレちゃまずいんですよね。」
「そうね…」
「あれ?みなみちゃん!」
「あ!ことりちゃん!」
「聞かれてるかもね…」
「知ってますよ?真音ちゃん、私そんなに馬鹿じゃないですよ?ていうか、そんな昔のことを思い出しても意味ないのでは?」
「そうですよ。昔は昔、今は今。仲良くなったのも運命なんですよ。というか知ってたんだ…」
「父さんから聞いたんだよ。」
「まじか…」
「でも友達は友達、みなみちゃんのこと、好きだよ。」
「急に照れるじゃない。ことり、また一緒に歌いましょう!」
「は~い!」
「…これから13人になるのかな。」
「まるでトランプみたいになるのかもね。」
その後休みなしで金曜日まで働き続けた飛翔。でも料理教室のために頑張るそうだ。
まるでトランプのようになった料理サークル。次回もお楽しみに!?




