#121 やっぱり疲れてたのですわね…
意気揚々と出かける彼ら…しかしあの事件の解決で…
「今日は日曜日」
「外は雨ふりだ…」
「何をしようか」
そうだ、飛翔を見よう…って言わせるかよ!みなさんどうも!飛翔だよ!日曜日だからシェアハウスのみんなと料理をしたいんだけど…これだったらどっか行こうかな…
「飛翔さん…わたくしも一緒に行きたいです。」
「結花さん?買い物に行くだけですよ?」
「どこか別の場所に行くと思いましたわ…さすがにまだ行かないのですね。」
「なんで行くこと確定なんだよ。」
「…なんとなく?」
どこか行かされそうな話はさておき、僕と結花は買い出しに行った。近所にそこそこ大きなスーパーができたので興味はあった。
「お!ピアだ。」
「よし、買い出しするか。」
このピアは食材がかなり安く量が多いことで知られている。肉や魚など一週間分の食料を買い、さらに近くの服屋や靴屋などいろいろなところで買い物をして、シェアハウスに戻った。
「さすがに歩きだときついですわね…」
「そうですね…」
実は今いるこのピアからシェアハウスまでは歩きで10分ぐらいかかるのだ。しかも一週間の食料や衣服などを手分けして運んでいるが、かなり重いんだよね…
「飛翔さんが来るから思わず買いすぎちゃったわ…」
「本当にごめん…」
「いいですよ…あ、着きましたわ。」
「大家さん!お帰りでござる!」
「大家さん!お疲れ様です!」
「結花さん…さぁ料理を作りましょう!」
「うーん…ちょっと休ませてくれる?」
あ、そうだ。結花さんは住民にはたまに口調が砕けるんだよね。まぁ、別にいいのだけど。
「飛翔!お帰り。お疲れ様。」
「あ…ありがとう…」
「…いいよ。みんなのことを下の名前で呼んで大丈夫だから。」
「そうか。」
「…瑞穂?大家さんのところに行かないの?」
「そりゃあ…飛翔に料理を教えてもらいたいからな。」
「…わかった。もう少し休んだら始めるよ。あ、マッサージとか大丈夫だからね。」
「お、おう。」
「…じゃあ、私たちでちょっと用意する?」
「そうしようか、凛。」
どれくらいの時間休んだのだろうか。気が付けば外に夕焼けチャイムが鳴り響きオレンジの光が窓に射すころにそっと目を開いた。
「飛翔さん…気が付きましたか?」
「あなたは気を失っていたんですよ。しかも突然でしたからびっくりしました。」
「もしかして最近眠れてないでござるか?」
「飛翔、無理はしちゃだめだよ。」
「うん、千歳の言うとおりだ」
「今日は休んで、また来週に教えてほしいな。」
「…ありがとう。」
「ならわたくしはみなさんへのお菓子づくり、頑張りますわ!」
まさかダウンしてしまうと思わなかった飛翔。シェアハウスの住民への料理教室はまた後日になることに…
力が抜けている感覚があるのだろうか…なぜかすっきりしない一日だった…




