#117 はるかな世界で
この作品って能力合ったんだなぁ…あ、そんな話です。
「もしもし?」
「助けて!」
「今空いてる?」
みなさんどうも、みんなにたくさん助けを求めている飛翔だ。この違和感しかない空とまるで新しい不思議な世界。なぜ無くすべきかどうかは正直に言ってわからない。でもこの世界でないといけない理由がある。
「ダメよ、繋がらない。」
「私もダメです。」
「…僕もダメだ。誰にも繋がらない。もしかして電波も遮断されている…?」
「そうね…」
電話しても誰も出ない。電波が繋がらない…わけではないようだがなぜ電話に出ないのだろうか。
「みんなあっちの世界に連れ込まれてしまったのか…」
「…そんなの嫌です!みんなと…別れたくない!」
「そうだよね…燈ちゃん。あのさ…」
「…ひ、飛翔さん?」
「…あの人なら行けるかもしれない。連絡先を探すね…」
「誰のことを探してるのですか?」
「…知らないわ。飛翔…」
「あれ、みなさんここにいたんですか!」
「京子…もしかして…」
「実は能力のおかげなんです。別の世界に自由に行けるというものなんです。ただ…この能力はこの世界で作られた世界に限定されるのですが…」
「都合良すぎな能力だなぁ、おい。」
能力、それはみんなに振り分けられた特別な力のこと…だが、この世界においてはほとんど使われることのない物だ。
「それで私も声をかけました。でもみなさん繋がらなかったんです。」
「そうですよね…」
「…飛翔…飛翔!?え?電話できたの?」
「ほんとですか!」
「…はい。その避難所から全員連れてきてください。」
「避難所ですか!?」
「そんなのあったの!?」
「飛翔さん、誰を呼んだんですか?」
「あぁ、今来るよ。」
「お待たせ!」
明るい声と共に避難所の主人が来た。後ろには避難所のメンバーが何人かいた。
「あぁ、あなたは!」
「飛翔くん、それとお友達のみんな。私は大空はるかよ。この世界の創造神よ。というか、勝手に世界を作られては困るのだけど!?」
「それは…僕たちには言わないでください…」
「しかも…避難所にこれた人、かなり少なかったわよ。西町のデパートじゃダメだったのかしら。」
「西町でこれですか…そうなると…えぇ…」
「京子が困るのも無理はないわ。一番人の多い場所でこうなってるのだから。」
「…それと、避難所から連れてこれたのが…その…」
「ノエルさんとすいせいさんと…あれ?初めて見る顔ですね。」
「あ、私は西園佳奈です。記事の執筆中に西町のデパートが避難所になってて…気づいたらこうなってました。」
「なんだ、佳奈か。で、どうにかできそう?」
「飛翔のところの生徒会長でしょ?いけるから任せて?」
飛翔たちは新たな仲間を連れて新世界を壊しに行くことにした。
いったいこの世界はどうなってるんだ!?




