#108 新しい風
どうも~!今日の話は学食に新しい風が吹くって!
…佳奈、それ本当?
「おっはよー!ひーくん!」
「今週も一日頑張りましょう!」
「はい!」
みなさんどうも!今日から学食大復活の飛翔だとよ!シェアハウスの計画が始まった中で学食は今日も大忙し!しかし…何かが足りない。塩も砂糖もある…足りないのは…
「そういえば何か足りないですよね。」
「涼、あなた疲れてるのよ。」
「そうですよ。今日からシフト制を入れたから…」
「シフト制!?」
…そう、今日からシフト制を入れたのだ。すいせいさんを入れて12人となった学食を作る料理サークル。9~10人ほどのローテーションにしたそうで休みをこんな感じで決めたそうだ。
月曜:すいせい&心美
火曜:京子&さくら&涼
水曜:俊一&真音
木曜:飛翔&サーシャ&ノエル
金曜:雪&ことり
…僕は木曜日に休みだそうだ…いや、この二人だけじゃない。もう一人来ていない人がいる。
「そうですよ。真音さんがいないですよ!」
「…やっぱり。」
「よくわかったね。俊一君。」
「うるさくないからね…いつもよりもずっと。」
「帰りに真音の家に寄ろう?」
「そうですね。行きましょうか。」
いつも通りの学食の営業が終わり、掃除も終わって時間も17時を過ぎたころ。購買部や生協は24時間営業を始めたようだが、学食は学生が作っているため17時を過ぎたら家に帰らないといけない。大学を出て駅に着き、皆それぞれの帰路に就く。神楽阪にはかなりの人が降りた。
「もうすぐでアパートに着きますね。」
「そうだけど…隣に何かができそうですね。」
「飛翔さん、あれ知ってますか?」
「…分からない。」
「でもこれ結花さんが考えているシェアハウスでは?」
「え…バレてる。」
「やっぱりね。」
「わたくしたちは騙せないですわ!」
「飛翔さんはチャイムを鳴らしてください!」
「なにようるさいわね…ゴホッゴホッ…」
どうやらこの日の真音は体温が37.9℃で熱があり、体調を崩していたためだそう。たぶん心労から来てるのだろう。
「そうだったのか。お見舞いにいろいろ持ってきたよ。」
「…怖いから持ってきたものを答えなさい。」
「私が桃ゼリー、飛翔さんはミカンゼリー、サーシャちゃんがぶどうゼリー、涼君がマンゴーゼリー、ことりちゃんはそうめん、さくらちゃんが熱さまシート8箱、雪さんがプルダックポックンミョン、俊一君は風邪薬、心美ちゃんがパックのお粥、ノエルさんはリンゴ、すいせいさんはパイナップルですね…」
「あのさ…雪は病人を殺しに来てるのかな?…あと、さくらちゃん…申し訳ないけど熱さまシートそんなにいらない…」
「それじゃあお大事に~」
「あ、はい。ありがとう。」
「…こんな雑でいいのか?」
「いいんですよ。あと代わりも決まりましたし。」
その代わりは誰だろうか…もうきっと察しはついている様な気もするけど…気になる。




