1話
とりあえず投稿しとくぜ!誤字、脱字がありましたらお知らせください、修整しますので
(んっんぅぅ?ここは?)
主人公が目を覚ますとそこはうっそうとした森の中であった。
そして目が覚めてくると同時に、月読命がこちらに送った事、そしてステータスオープンの言葉が頭に浮かんだ。
(あ~、声は出ないと。とりあえず頭に浮かんでるステータスオープンをやってみるか)
主人公がそう思うと目の前にゲームなどであるような半透明のディスプレイが出た。
【名前:不明 種族:ドローテ スキル 無し】
(名前はやっぱり不明か、で?種族がドローテ?)
主人公が目があるよう感じないが何故か周囲が見えていたので下を見る感じで自分の体を見ると、そこには泥でできた手があった。
(安直ぅぅ〜、おっ!ドローテのとこクリックできそう)
【名前:不明 種族:ドローテ◀ 説明:ドローテは、その名前の通り泥でできており、物を取り込んで食べることができ石でも何でも食べられる雑食性。乾燥、水、衝撃に弱く上手くすれば子供でも倒せる】
(うわー、自分くそ弱えー。とりあえずお腹?空いた感じするしなにか無いかな?)
そう思い中指を回し、360度見渡した。
周りには 木 木 木 岩 木 木 うさぎ 木 しか無く、うさぎも頭にナイフのような角が生えており下手すれば死ぬ事がわかったので、とりあえず岩を食うことにした。
(この岩食えるかな?一応説明文には食べられるってなってたけど。)
主人公がこの岩を食べたいと思った瞬間、地面と腕の境目の泥が岩を覆いかぶさり、岩を飲み込んだ。
(少し体が重い感じするけど、この体どうなってんの?2メートルぐらいの岩を飲み込んだのに見た目変わって無いって。)
すると主人公の頭の中に、レベルアップ!と言う声と、トランペットを吹いた音が響いた。
(は?レベルアップ?)
【おめでとう!不明はレベルアップをしました。2つの技能どちらかを選んで下さい。① 鑑定 ② 硬化 】
(は?なんじゃそら?えーっとでも鑑定は欲しいよなぁー。ゲームとかアニメだと相手の事わかるし。)
【不明は鑑定を覚えた!最初は自分の事を鑑定しよう!】
(すんごい親切w、じゃあ【鑑定】!)
【名前:不明 レベル2/10 種族:ドローテ スキル 鑑定 】
(ほーなるほど、こうなるのか。で何で今レベルアップした?この岩モンスターだったのか?)
主人公は片っ端から、先程の岩に似た岩を鑑定しまくった。鑑定の結果、先程の岩は火薬岩というモンスターで近くを通る生物を爆殺して、こぶしほどの大きさの欠片が残ってたら復活する厄介なモンスターである事が分かった。
(調べまくったら、もう日が沈むな。自分はまだまだ弱いみたいだし、木の上で寝るか。)
主人公は木の上で寝るため手を使って登ろうとしたが登れず悩んでたが、地面との接着面である泥を木に向けるとくっついて普通に登れたので、主人公は木の上寝た。
【名前:不明 種族:ラピッドナイフ】
見た目はうさぎに角が生えているだけだが、肉食で的確に敵の急所を狙いに来る。普段は5匹のチームを組んで格上の獲物を狩る。
【名前:不明 種族:火薬岩】
火薬岩には意志が無く、ティマーにもティムできないのでただの鉱物と考えられてるが、絶対に生物は殺すと言う本能があるのでモンスターと言われている。