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プロローグ

こちらを今は、メインで書かせてもらいます。更新はひと月に一回は投稿します。誤字等がありましたらおしえてもらえると幸いです

 

「おい✕✕✕!起きろ!起きろって!」


主人公がそのあまりのうるささに目を開け体を起こそうとするが、手や足に感覚が無くそれどころか意識がはっきりしだすと1つの記憶を思い出した。それは驚愕の声と悲鳴が聞こえ路地を見ると男子高校生と女子高生が、鏡のような物に吸い込まれてる瞬間で、主人公がそれを見て二人の手を掴み引っ張りだそうとして逆に鏡に吸い込まれた記憶だった。


「起きたか、✕✕✕。」


(あれ?✕✕✕って誰だ?自分の名前は?最後の記憶は鏡に吸い込まれたたんだよな)


「ありゃもう自分に関する記憶は無いのか。まずは、ごめん!」


そう言われ主人公が前を見ると、三日月模様の刺繍か入った着物着た少し青白いおっさんがいた。


(あの、ごめんって何がですか?あれ?声が出ない)


「そりゃ声は出ないよ。鏡みる?」


おっさんがそう言うと、円盤型の銅鏡を主人公に向けた。そこには青白い火の玉?があるだけだった。


(あれ?この火の玉はもしかして自分!?)


「いやー本当にごめん!実はあの二人は別世界の魂だったんだけど、間違いがあって君の世界に生まれてしまったんだ。それに気づいた向こうの神に二人を勇者、聖女として召喚して帳尻を合わせようとしたら、そこに君が来てしまったんだよ。君はこの世界の人間だから鏡のワープに肉体が耐えらず分解、魂まで分解されそうになってたから、僕が助けて今この空間にいるんだけどさ」


(だったら蘇生してくださいよ!)


「それは無理!蘇生は神様議会で禁止されてるし、なにより今この空間にいるけど向こうの引っ張る力が強いからさ。ここで肉体を作って向こうに行かなきゃ、君の魂は別世界の養分となっちゃうよ。」


おっさんにそう言われ、主人公は納得しておらず文句を言おうとしたがあまり時間が無いとおっさんに言われ渋々別世界に行く事を承諾した。


(向こうはどんなせかいなんですか?)


「向こうは、ザ・ファンタジーって感じの世界だとよ。モンスターか人どっちが良い?」


(じゃあ、モンスター側になりたいです。もう人間関係に疲れたので。あっでもランダムで。何になるか知ってたらワクワクしないですし)


「オッケーじゃ、いってらっしゃい」


そう言うとおっさんは横に垂れた紐を出現させ紐をクイッと引っ張った。すると主人公の足元が消え穴が出現し、その穴から白骨した手が出現して主人公を掴みそのまま穴に引きずりこもうとする。


(ちょっと待てぇ!これ地獄行きみたいじゃねーか!もっといい送り方しろよおっさん!!)


「ごめんねぇ〜君を触ってしまうと、けがれがついてしまうからさ、許して?後おっさんじゃなくて、月読命つくよみのみことだからねー」


そう言って月読命は小さく手を降って主人公を送り出した。






主人公が見えなくなってから少し時間をおいてから月読命は、ため息をついた。


「ハァ〜たく、向こう神は強引過ぎるやろ。あの二人は死んでから引き渡しする予定やったのに、召喚するとか。ハァ〜報告書が面倒くさい」

【名前:不明 種族:人間】

工場に勤める主人公。普段は通らない細道を通ると二人の高校生が鏡のような物に、吸い込まれてたので助けようとして、この世を去った。主人公の存在は無くなり、親も友も誰も主人公の事を覚えてない。


【名前:月読命 種族:神】

イザナギが亡き妻イザナミをよみがえらせようと黄泉の国へと行くと、変わり果てた姿となった妻に恐れおののき黄泉の国から逃げ出し、命からがらこの世へと戻ったイザナギが汚れを落とそうと水で身を清め、顔を洗ったときに右目から生まれたのがツクヨミノミコト

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