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仕事するよ悪野君

誤字脱字があれば報告よろしくお願いします!


「あっお兄ちゃん何処か行くの?」


 土曜日の朝早くから、道太郎は双子のメイドの為の給料を稼ごうと息巻いて朝食を食べていた。



 「あぁギルドに行って、仕事を斡旋して貰おうと思ってな。」


 「今更なんで、仕事なんかするの?」


 特にお金に困ってる様子も無い中で、いきなり仕事をすると言い出す兄に戸惑いを隠せずにいられなかった。


 「椿さんと、楓さんの給料を払わないといけないだろ?それを少しでも稼がないとヤバくてな。」


 「えぇー。あの2人がお金なんか欲しがるかな?」


 「当たり前だろ?2人ともボランティアじゃないんだからな。少しでも出さないと!」


 まぁ普通の主従関係であれば、給料は必要ではあるが、あの2人を見ていて思うのは、お金なんか求めてないということ。

 

 (お兄ちゃんと居れれば、それだけで良いと思ってるのが筒抜けなんだよなー)


 毒花は、あの双子が壊れているのを知っていた。

 あの視線は自分と同じだから。

 お兄ちゃん以外は有象無象。


 「じゃ!俺は行ってくるから!」


 「うん!気を付けてねお兄ちゃん♪」


 

 あの双子とは1回話し合いが必要だなと考えながら、毒花は道太郎を見送った。




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