顔が真っ青な悪野君
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神ノ家の双子と契約してから、約1ヶ月が経とうとしているある日。
「なぁなぁミッチー。」
「どうした森林?」
放課後となり、帰り支度をしている最中に森林が唐突に話し掛けてきた。
「そろそろ1ヶ月が経つけど、お前給料とか払えるのか?」
「???給料???」
「お前!あの神ノ家の双子が無料で仕えるわけ無いだろ!?」
森林に言われて、最初の何秒かは理解出来なかったが、意味が分かると顔を真っ青になりだした。
「まてまて!あの2人の給料ってどれぐらいだ!?」
「あのクラスのメイドは高いぞ?更には戦えると来た。軽く100万はするだろうな。」
「100万超え!?無理無理無理!払えるわけ無いだろ!?」
慌てふためく道太郎を尻目に、森林は提案を出した。
「100万は無理でも、少しでも出さないと愛想を尽かされて契約解消されるぞ?」
実際は、愛想を尽かされる事も無ければ、契約解消も有り得ないのだが、2人はそれを良くも悪くも知らない。
「よし!この土日でギルドで仕事を斡旋して貰おう!」
「そうだな!なんなら、俺も手伝ってやるからよ!!」
「森林良いのか?」
「親友の困り事には手を貸すのは当たり前だ。」
道太郎は、何だかんだ言っても、心配をしてくれる森林に感謝をしながらハイタッチをする。
生きてます