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悪野 道太郎
突然だけど、私の名前は悪野 悪野 道太郎
この物語の主人公である。
実は、この世界には《異能》と言われる力を持つ人間がいる。
火を操ったり
水を操ったり
動物と話せたりと常人ではあり得ない事が出来るのである。
この中で俺は、世界を守る英雄になりたかった。
でも俺の異能は《左手が硬くなる》だった。
異能ランクもレベル2と低いものだった。
ここで異能ランクの説明をしよう
異能ランク1は、異能が無い人間でも対応出来るほどに微力な者
異能ランク2は、個人では対処が厳しいので、警察や大人数で対象しなければならない者
異能ランク3は、特殊な部隊を派遣して対応をしなければならない者
異能ランク4は、個人で国と戦える者
異能ランク5は、もはや意味不明な者
こんな能力で英雄になれる訳は無いが、諦めれずに日本で唯一であり、世界からも集まる異能者の名門高校へ進学することになった。
この選択が道太郎の人生を大きく変え、世界を震撼させる事になるとは誰も知らない