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夏休み

夏休みが終盤に近づいていた


俺は朝から机に頭を付けて嘆いていた


「くそ〜、なぜ課題を早めに終わらせなかったんだ〜」


そう、課題に追われていた


「春華ちゃんと会ったのは夏休みの最初のあの時だけで他は何もしてなかったのになぜその時にやらなかったんだ〜」


俺は何もしてなかったのを悔やんでいた


「うう〜、終わらね〜」


頭を抱えて悩んでいたら

携帯が鳴った


「ん?誰だ」


俺は携帯を取り画面を見た


「春華ちゃんからだ、そういえば連絡先渡したんだよな、もしもし?」


俺は相手が春華ちゃんだったため電話をとった


『あ、もしもし?計都君?』


「うん?計都だけど、どうしたの春華ちゃん?」


『いやね、もしかしたらなんだけど課題終わってないでしょ?』


「うっ、、」


図星だった、まさかちょうど悩んでいるタイミング来るとは思わなかった


『本当に終わってなかったんだ』


「いや、本当はもっと早く終わらそうと思ったんだよ」


『なら良かった』


「へ?」


『今から図書館に行って課題やらない?』


「え、いやでも、、、」


『私もまだ終わってなかったから一緒にやろうよ』


「あ、そうなの?だったら行こうかな、、」


『んじゃ、私は先に駅で降りて待ってるから』


「ああ、分かった」


春華ちゃんは電話を切った

図書館は俺が乗っている駅から高校とは真逆の4つ先の駅を降りてすぐ目の前にある所だった

俺は春華ちゃんに会えるためか少しウキウキしながら家を出た


そして約1時間が経ち、目的の駅に着いた


「ごめん、待たせた」


春華ちゃんが駅前の広場に居たのを見つけたので小走りで近づいた


「うんうん、全然」


春華ちゃんは笑って首を横に振った

春華ちゃんの私服姿は可愛かった、家に行った時は緊張のためかあまり気にしてなかったが改めて見るととても可愛く見とれてしまった


「ん?私の私服へん?」


「え?いやいや、変じゃないよ、むしろ可愛いよ」


「えへへ、ありがとう」


俺は思わず可愛いと言ってしまったがかなりの好印象だったらしく春華ちゃんは顔が少し赤くなっていた


「んじゃ、行こうか」


「そうだね」


俺は春華ちゃんより先に歩いた

そしたら


「えい!」


春華ちゃんがいきなり俺の腕にしがみついてきた


「え?ちょっ、春華ちゃん?!」


「こーした方が恋人ぽいでしょ?」


春華ちゃんは俺の顔を見てニヤッと笑った


「はは、そうだね」


俺は一瞬戸惑ったけど照れつつ春華ちゃんと一緒に図書館に向かった



空が赤く夕日になっていた


「やっと終わったー」


俺は図書館を出て背伸びをした


「お疲れ様、少し遅くなっちゃったね、早く帰ろうか」


「そうだね」


俺と春華ちゃんは駅のホームに向かった


駅のホームで電車を待って二人で話していたら


「きゃーー!」


俺の横から少し離れた所から女性の叫ぶ声が聞こえた


「なんだ?」


ホームは少し人が多かったためかあまり見えなかったため少しホームから顔を出して確認した


「あ!」


俺は顔を出した瞬間に叫び声の原因がすぐに分かった

男性がホームから落ちて足を捻挫したが分からないがその場でうずくまっていた


「やばい!」


俺は咄嗟にホームから降りて男性に駆け寄って容態を確認した


「大丈夫ですか?」


「あ、ああ、大丈夫だ、足を挫いて落ちただけだ、あいたたた」


男性は足をくじいただけだったが立てそうにもなかった


「肩を貸しますよ」


「ありがとう」


俺は男性の腕を自分の頭のうしろに回して肩に掛けた


「ゆっくりと立ち上がって下さい」


「ああ」


男性はゆっくりと立ち上がった

すると


「計都君!」


春華ちゃんが近くに来てホーム上から手を差し出した

その時に電車が来るアナウンスが響いた


「春華ちゃん、上から引っ張って俺はうしろから押すから、急いで」


「分かった」


春華ちゃんは男性の手をとった


「いくよ、せーの」


俺は掛け声と共に男性をうしろから押し上げた

周りの人も手助けしてくれたお陰でなんとか上がった


「計都君も急いで」


春華ちゃんが手を出した

俺は…


A「そのままホームをのぼった」


B「春華ちゃんの手をとりのぼった」

読んでいただきありがとうございます

今回も分岐ルートです

明日の朝に出すと思います、ごめんなさい

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