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06 キスは焦らすものでしょ!

早速、評価ありがとうございます!


今日は寝る予定だったんですけど、

ブックマークの件数やptが増えてて一気にやる気が上がりました!


もちろんpvの数も原動力になってます!


とりあえず、その勢いのまま書いてみました!

めっちゃ、眠い中書いたんで文章がちょっとおかしいかも・・・ww



 


 言ってなかったが、練習場所は海岸だ。


 別に大した理由はないし、期待もしてない。

 水着とか、二人とも持ってきてないのは知ってるし・・・


 着いたら、まだチルナ(母)は来てなかったので、

 ミーナやラティアと一緒に世間話?をすることにした。



 俺は五歳だから、まだこの世界のことについて

 あまり知らなくてもいいかな・・・って思ってたけど、

 そうじゃなかったようだ。


「ライ君はお祭りの後、何の仕事に就くの?

 やっぱり、騎士になるの?」


 うそ!?

 もう就活すんの?

 日本では子供に労働させてはならないとかいう法律があった気が・・・


「考えてな・・「もちろんです!お兄様は国で一番の騎士になるんです!」」


 いやいや、妹よ!俺が一度でも剣を握っているのを見たことあるか?


 俺が夜中にごそごそしてるのを

 こっそり見たのかもしれないが、

 あれは違う剣です!

 うん、剣っていうよりこん棒だな。


「そっか、ライ君はサーズリンの騎士になるんだね・・・」


 ラティアが少し寂しげにつぶやく。


 ん?サーズリン?

 新しいリンスかな?


「ラティア、サーズリンって何?」


 ミーナとラティアがアホな顔してこちらを見ている。


「ライ君・・・本気で言ってるの?」

「お兄様?冗談ですよね?」


 こいつら、かわいそうな子を見る目で俺を見ている。

 正直、俺の方としても一向に話が進まずイライラしている。


 だが、俺の中でもひょっとして、

 知っていないとおかしいことなのかな・・・って不安になってきている。



 ここは、恥を忍んで聞いた方が・・・・


 やばい・・・こいつら馬鹿にする気満々の目で見ている!

 ならば!


「冗談に決まってるじゃないか」


 二人が疑いの目でこちらを見ている。

 おい、ミーナ!そんな目でお兄ちゃんを見るんじゃない!

 ちょっとあっちに行ってなさい!


「じゃあ、どこの国か言ってみてよ」


 ラティアが追撃してきた。

 うーん・・・まずいね・・・


 ただ、ヒントは得られた。サーズリンって国なんだな。

 ダメージケアとか全くできない類のものだったのね。


「俺たちのいる国のことだろ」


「せ、正解です。何でわかったの?」


 そんなの話の流れから推測できるだろ。

 俺が騎士になる国だし。


「だから、元から知ってたんだよ!

 じゃあ、正解のご褒美に・・・」


 もみもみ


 っふ、これが勝利の高揚感ってやつか。

 たまらないね!!



 かああああ/////


 お、ラティアの顔も紅葉してきた。

 夏の終わりも近いな。


「ライ君!」

「お兄様!」


 ・・・・





 俺の顔にモミジが二つ。右はミーナ作。左はラティア作。


 顔がジンジンするが、何とか話を変えることには成功した。

「じゃあ、ライ君。ウェスズリンはどこの国で

 どんな種族が暮らしているでしょうか?」


「はぁ・・・まだ続くのか」


 ちょっと待て!考えろ!俺!

 今まで俺はこの国を経験していない。

 よし!

 ここでサーズリンを南国と仮定する。

 二つとも語尾に「リン」がついてるから

 この「リン」は「国」あるいは語尾見たいたものだろう。


 だとすれば・・・

 サーズ?ローマ字で「sauzu」

 英語で・・!!!


 わかった!



 だが、まだ種族がわからない。

 って待てよ・・・俺、種族ってエルフと人間意外に思いつかない。


 ここは二択だ。


 ただ、ラティアはちょっと清純さをアピールするとこがあるからな・・・

 両者でより、清い存在はやっぱりエルフだ!決まったな!


「大陸東部のエルフがいる国だろ?」


「う・・正解」


 俺が常識だろ?って顔をしながら答えてやったら、

 ラティアのやつ、すげえ悔しそうな顔してる。

 

 ゾクゾクしてくるね!


 よし、では・・・


「ラティア、目を閉じろ」


「え?」


「さっき言っただろ?俺はまだ、正解したのに報酬をもらっていない」


「ぅ・・・うん」


「俺がイイというまで目を開けるなよ」


 よし!来たね!



 俺はミーナを手招きする。

 さっきから拗ねていたミーナは

 一瞬、尻尾をピンッとさせたが、素直に寄ってきた。


 俺はミーナにそっと顔を近づける・・・


 ミーナは何を察したのか目を閉じる。


 おい!なんでミーナまで目をつむる!


 何これ!なんで、みんな瞼の裏側見てるの?

 今なら、半ケツで乳首つねりながら悶絶しても、

 誰も不思議に思わない!


 ・・・うん、やりたいとは思えないが。


「ミーナ、この後ラティアが出しそうな問題と答えを教えてくれ」


 俺はミーナに耳打ちした。


「ぇ?」


 明らかにミーナは落胆している。

 いや、俺達、兄妹だよ?キスなんてできるはずがない!


 あー、ミーナがシュンとしちゃったー。

 こうなると、泣き出すのがテンプレなんだよなぁ・・・


 はぁ・・・仕方ない。


「頼む、教えてくれ」

 俺はそっと耳元でささやいて・・・ペロペロ

 ミーナの耳に舌を這わせる。


「ッヒャ」


 おい!ばか!

 ラティアが目を覚ますだろ!

 元から、起きてるけども!


「は・・・はぃ//おそらく・・・・」


 ・・・・


 ・・・・


 よし!予習は完璧だ!


 まだ、ラティアは愚直に目を閉じている。

 よく見ると、プルプル震えている。


 俺は人差し指と中指を合わせると、

 それをラティアのピクピク細かく揺れている唇に軽くあてた。


 一瞬、ラティアが軽くはねた。

 それからラティアの震えは治まった。


 その状態のまま・・・


「ラティア、目を開けていいぞ!」ニヤニヤ



 ゆっくりと目を開けるラティア。


 静寂・・・


「ライ君、怒るよ?」


 後ろの方でミーナが必至で笑いをこらえているのが

 背中越しに伝わってくる。



「ぶぷ・・・ぷはっ!」


 と思ったら爆発した!


「ライ君!」


「ハイ・・・」


 その後、いつも通り怒られたが、

 ミーナも隣で正座してるのはなんだか新鮮だった。









明日も朝からバイトと免許講習ですが、

暇を見つけて書きたいと思います。


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