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03 愛されてます

この話は正直、自信ないです。


全くエロくないし・・・


ほのぼのシテマス。

生まれてから三日たった。

この日俺は初めてお父さんに会った。


「ただいま!」

「おかえり!ジキル!」

二人は帰って早々、軽いノリでキスしてる。ここの世界ではこれが普通なのかな?



「チルナ、ガイはどこだ?」

「すぐそこにいるじゃない」


「ばぶ」

仕方ないので返事してやった。

ジキルは俺をすぐに見つけて抱っこする。ジキルの髪は赤だった。

赤っていうより深い紅。頭に血糊でも被ったのかよ。

うん。俺のお父さんすごいマッチョ。190はあるのかな?

獣人でいうところの標準体型であってる?


だとすれば、前世で170に届かなかった俺からすれば朗報だ。


なんというかジキルは、整った顔立ちをしていて、髪はツンツン

肉食動物特有の発達した犬歯はまるで牙のように鋭い・・・うわ、なんかライオンを人間化したような感じだ。


ビクっ


そのギラギラした眼光に射られれば、大抵の赤ちゃんは泣きだすんじゃないだろうか。

例にもれず、俺もジキルに見られて泣きわめき、失禁してしまった。

これは・・・あれです。生命の危機に直面した人間と全く同じ反応をしただけです。

仕方のないことなんだ。


ただ、相手が父親ってのは稀有かもしれないが・・・


俺が泣き出したせいで、ジキルが慌てふためいている。とりあえず、チルナに俺を手渡す。


受け取ったチルナは、俺をあやしながら、泣かせて落ち込んだジキルを励ます。

器用ですね。お母さん。


泣き疲れた俺は、やっぱり寝るのだった。


________________________________________________________________________________


起きたら夜になっていた。

三日ぶりに会っただけのことはあり、起きたら二人でイチャイチャしていた。


「ばぶ!(ごはんくれー)」


「おお、ライ。起きたのか」


っビク


「ジキル、ライ君が怯えているわ。ちょっと離れていてちょうだい」


「・・・はい」トボトボ


その通り。チルナさん、流石です!その人が近くにいると安心できません。

きっと、ダムも決壊します。


「ライ君、おなか空いたのかなー?ごはんにしましょうねー」

「ばぶ」

「うふふ」

チルナが俺に木漏れ日のような優しい笑顔を向ける。


満腹になったこともあり、幸福感に満たされながら俺は再び眠りについた。


________________________________________________




一か月がたった。


依然としてサポートキャラには会っていない。

本当にいるのだろうか?ここまでくると存在を疑ってしまう。


最近疑問に思ったのだが、俺は何でこの世界の言葉がわかるのだろうか?

天使様が俺にそういった能力を与えたのだろうか?

あと、読み書きについてもできるのだろうか?


聞きたいことがあっても答えてくれるやつはいない。


うーーん・・・


そして、この家についても大体は把握できた。

どうやら、俺はやはり獣人だった。まだ、尻尾の筋肉が発達していないせいか、大人のように自由自在とまではいかないが・・・


ジキルは国の騎士をしているようだ。要するに偉い。

チルナは貴族の生まれで、都市へ移動する際に護衛に選ばれたジキルが魔物と戦っているのを間近にて恋心が芽生えたとか。

チルナから猛アピールされ、ジキルも意識しだしてめでたくゴールイン。


つまり俺はいいとこの坊ちゃんだ。


祖母は同じ村に住んでいないらしい。

俺が生まれたときは妊娠しているチルナのために家事の手伝いとかをしにきていたようだ。

ちなみに、ジキルが帰ってくる日の朝早に夫婦水入らずを邪魔したくないとかで帰った。


祖父はどうやら魔物に殺されたらしい(確証はない)。

依頼された魔物を狩りに行った日から帰っておらず、腕が立つことで有名だったために、祖母は生存を信じているとか言っていた。





「ばぶ!」

「はーいごはんねー。今行くわよー」



今日も長閑な一日です。


てか、赤ちゃん楽でいいな。食って寝るだけだし、天使様に感謝。しぇいしぇい。










よんでくださった方ありがとうございます!


言った通り読みごたえがなかったのでは?


次はヒロインきます!

弄りがいのあるようにしたいですね!!!


眠いですが、あと1話書いて寝ます!

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