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200文字小説?

夏の脱皮【200文字】

作者: 聖魔光闇

痒いよねぇ

 日焼け後の、肌の痛みが落ち着くと、無性に肌が痒くなりはじめる。


『脱皮の始まりだ』


 赤く爛れた皮膚が、少し茶色に変色する頃、水面に水泡が弾けるように、皮膚の中から弾ける気泡が、掻痒感を与えはじめる。


『酷い顔…』


 鏡を見ると、皮膚がまばらにめくれ、つぎはぎだらけの顔に見える。


 セロファンを顔に付け、一気に剥がして、古い皮膚を剥ぎ取る。


 それでも、皮膚はゆっくりとしかめくれない。


『はぁ、いつまで続くのかしら…』



中途半端なところは、痛いだけ……

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― 新着の感想 ―
[一言] 拝読しました。 ひ、日焼けってそんな風になるもんなのですか…!? 季節ネタへの風流を感じるよりも恐ろしさの方が先にきてしまいました(汗) UVケア、重要ですね!
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