友達のジュース
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:友達のジュース
最寄りの駅から
少し行った所に自動販売機がある。
まぁ自動販売機なら
普通にどこにでもあるのだが、
1つ不思議だった事は
その自販機の中に売っているジュースが、
20年前からずっと変わっていなかった事。
「このジュースずっと売ってるなぁ。模様替えとか中身変えたりしないのかな?」
よっぽどニーズがある
ジュースなのかと思いきや、
ほとんど聞いた事のない名前のジュースだ。
俺は俺でこの自販機でずっと
そのジュースを眺めてきたが、
1度も買った事は無い。
でもその日、ふいに買いたくなった。
まぁそのジュースのことを
改めてこうして考えたと言うのもあるが、
ここまで来ると、
そのジュースがどんな味なのか、
それを知りたくなるのもやっぱり人情。
でもその時、俺の唯一の
親友が言ってたことを思い出す。
「…確かこのジュース、曰く付きとか言ってたなぁ。買うなって」
買って飲むと大変なことになるぞ!
なんて言ってたの思い出したんだ。
でもそんな事は迷信で、
やはり俺はそのジュースを買って飲んだ。
「う…なにこれ、ニガ…」
その味は何と言ったら良いのか、
土のような味がした。
ジャリジャリとした
土の歯応えさえ無かったものの、
まるで土に濾過した水を
そのまま飲んだような味…。
「ぺっ!ぺっ!クッソ〜、買うんじゃなかったなぁ!…もしかしてずっと中身変えるの忘れて、このまま、20年前ぐらいからずっとあったヤツかこれ!?」
そんな変な事まで考え始めていた時、
「うっ……な、なにこれ…」
急に気分が悪くなり、
俺はそこにうずくまってしまった。
「うゔ…く、苦しい…」
まるで走馬灯のようなものが走った時、
あの親友の事をもう1度思い出していた。
そう言えばあいつと
いっときからもうずっと会ってない。
「(なんで急に連絡、寄越さなくなったんだろ…)」
俺はどうやらそのままその場で
失踪してしまったようなのだ。
土の味…土の下…?
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=hxlCQ1khcxE
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サクッと読める幻想小説です(^^♪
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