バレンタインの日、僕の下駄箱に毒物が仕掛けられていた【文芸_推理】
ジャンル:文芸_推理
タイトル:バレンタインの日、僕の下駄箱に毒物が仕掛けられていた
https://ncode.syosetu.com/n0384iu/
◇作品紹介◇
バレンタインの日。高校一年生の広井大地は、下駄箱に入っていたお菓子の箱をウキウキで家に持ち帰った。中身はなんと大好物のマドレーヌ。ちょっと変な匂いするな、と思いながらも彼は頑張って食べきったのである。その結果――
彼は腹を壊し、三日間トイレに籠もることになった。
便器に座って唸りながら、マドレーヌに同封されていた手紙を見てみれば、そこにはギャル語のようなもので大地を煽る文章が書いてある。
『ねーねー期待しちゃった? 期待しちゃった?』
神経を逆撫でするような不快な怪文書を読んで、大地は決意した。絶対に犯人を見つけ出し、真実を白状させた上で、焼けた鉄板の上で土下座を決めさせてやるのだと。
【投稿日】2024/3/30
【URL】https://ncode.syosetu.com/n0384iu/
(シリーズの「まさかミケ猫 全ジャンル傑作選集」リンクから全ジャンル踏破企画の全作品を辿れます)
※以下、作品のネタバレを含みます
みなさんこんにちは。焼き菓子の中ではマドレーヌがダントツで好きです、まさかミケ猫です。というのも、妹が昔マドレーヌ作りにハマってた時期があって、それがめちゃくちゃ美味しかったんですよねぇ。うまうま。
さて今回はジャンル「文芸_推理」ということですが、短編規模なので人が死なないライトな推理モノって感じで書いてみました。楽しかったです。
◆発想のきっかけ◆
ミステリだとすぐ殺人事件を考えがちですが、今回は三話構成くらいの規模にしたかったので、殺人まですると重いかなぁと思いまして。それならば、某小学生探偵の少年探偵団編くらいのユルい感じで書きたいなぁとぼんやり思いながら、今回のタイトルを決めました。
バレンタインにもらった暗黒物質で腹を壊した主人公が犯人を探していく……という感じにしたかったので、だいたい思った感じの作品には仕上がったかなと思います。
◆こだわりポイント◆
要素としての推理じゃなくて、ジャンルとして推理作品をちゃんと書く機会ってあまりなかったので、少し今回は作り方を工夫してみました。
というのも、最初に書いたのが第三話の種明かし〜結末だったんですよ。で、そこを面白くするために遊んだ要素を第一話、第二話とつなげていったというわけです。正道ではないと思うのですが、本作については正解だったかなと思います。
あ、全体のプロットはもちろん先に組みましたよ。ただ、ミステリって他ジャンルよりもう一段掘り下げた情報を用意するイメージだったのですが、頭から素直に書いていくとちょっと物語が小さくまとまっちゃいそうだなと思いまして。
ちょっとした創作方法の研究ついででもあったのですが、先に種明かし編で好き勝手に遊んでしまってから補完したわけですね。
結論からすると、すごく良かったです。あとこの作り方はミステリじゃなくても通用するかもなと思いました。感覚としては自転車の補助輪のようなやり方と言いますか……慣れてくれば、結末を思い浮かべながら普通に第一話から書けるようになると思います。なかなか有用でした。
◆苦労したポイント◆
私は生粋のミステリ書きではないのですが、今回ちょっと苦労したのが……犯人ってどうやって隠すのかなぁ、という部分ですよね。
というのも、作者としてはもちろん犯人を知ってる状況なワケじゃないですか。だから前段でどの程度情報を与えるのが適切か、読み返してるとだんだん分からなくなってくるんですよね。
そんなわけで、今回苦労したのは、やはり情報の出し方です。これもう下手すると最初っから犯人が透けて見えちゃうので。今回のもたぶん、透け透けだったんじゃないかなと個人的に思います。どうなんだろう。
私なりに色々と手は尽くしましたが、まだまだ甘いというか、研究しがいのある部分だなと思っています。もちろん他のジャンルでもミステリ要素って大事になってくるので、じっくり考えてみようと思いました。要研究。
◆「推理」の魅力◆
なんだかんだ、みなさんミステリ好きですよね。
漫画なんかでもありますし、小説でも花形ジャンルと言ってもいいくらいですよね。私もたくさん読みましたし、ジャンルが違っても謎を散りばめるっていうのは作品にとって大事な要素だと思います。
そんな大事なミステリ要素を、要素どころか作品の主軸に持ってきたのがこの「推理」ジャンルになるわけですね。これは絶対楽しいと思うんですよ。
今回やったように、殺人事件だけじゃないと思います。誰かが何かを隠していて、それが暴かれる。単純にそれだけでも楽しいですし、その周辺で巻き起こる人間模様なんかも合わせて面白い作品が色々と書けるジャンルだなぁと思っています。
やっぱりミステリって面白いですよね。
★次回予告★
というわけで、次回のことを考える時間です。
残り一つなので抽選はなし。
ジャンルはこちらになります。
●ジャンル→【SF_VRゲーム】
VRゲームが独立したジャンルになったのは、やはりあの有名な作品をきっかけに多くの人がVRデスゲームものを書き始めたのが理由なのかなと思っています。たぶんそうですよね。すごい話だなぁ……ジャンルを作っちゃうくらいの名作を私も書いてみたいものです。
そんなVRゲームのジャンルって限定されているように見えますが、個人的にはファンタジーと変わらないくらい懐の広いジャンルだと思っていまして……だって一般的な異世界(一般的な異世界って何だ)とは違った形で別世界を書けるんですよ。デジタルな仕組みを入れても全く不自然にならないですし。むしろレベルやスキルなんかががっつりある異世界モノを書きたい人は、こっちの方向に考えてみてもいいんじゃないかなーなんて思ってます。好き好きですけどね。
そんなわけで、ポテンシャルがめちゃくちゃ高くていろんな話が考えられると思いますが……よし。今回のタイトルはこんな感じにしてみようかな。気がつけば最後の作品ですが、頑張って書いてくるので楽しみにしててくださいね!
【NEXT】
ジャンル:SF_VRゲーム
タイトル:小悪魔な西園寺さんと1024倍の恋をする





