強面悪魔と人形姫の超絶ラブラブ高校生活【恋愛_現実世界】
ジャンル:恋愛_現実世界
タイトル:強面悪魔と人形姫の超絶ラブラブ高校生活
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◇作品紹介◇
彼が笑えば、みんなが逃げる。
鮫島源太郎は、まるでホラー映画に出てくる悪魔のような不気味で暴力的な外見をしているため、幼い頃から周囲に“強面悪魔”と呼ばれて避けられてきた。
――そんな彼に人生初の友達が出来たのは、高校に入学してすぐの四月半ばのこと。
とある放課後。クラスの中で孤立して寂しそうにしている女の子が気にかかり、源太郎は勇気を振り絞って声をかけてみたのだ。
「帰りに少しお茶しませんか?」
そんな下手クソなナンパのような申し出に、女の子は無表情のままコクコクと頷いた。
彼女の名前は黒木千鶴子。まるでホラー映画に出てくる呪いの日本人形のような無機質で禍々しい外見をしているため、幼い頃から周囲に“人形姫”と呼ばれて避けられているらしいのだが――
【投稿日】2024/1/27
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(シリーズの「まさかミケ猫 全ジャンル傑作選集」リンクから全ジャンル踏破企画の全作品を辿れます)
※以下、作品のネタバレを含みます
みなさんこんにちは、破れ鍋に綴じ蓋な純愛カップルをこよなく愛しております。まさかミケ猫です。
今回は「恋愛_現実世界」ということで、私なりに大好きな感じのカップルを描いてみました。癖モロ出しです。やっぱりこういう風に、自分が好きな恋愛を好きなように書けるのがこのジャンルの良いところですよね。
◆発想のきっかけ◆
タイトルを決める時にざっくりと方向性だけは決めていて、簡単に言ってしまうと「変な男の子と変な女の子の恋愛」を描きたかったんです。はい、これは完全に私の癖そのものというか……たぶん何も考えずにラブコメを書くと、面倒くさいやつ同士がくっつく作品を書いちゃうくらい、こういうのがホント好きなんですよね。なので今回はその感情に一切逆らわず、むしろ狙ってそれを書きにいった形になります。
タイトルについてはシンプルに二人を並べるだけでも良かったんですが……つまり「強面悪魔と人形姫」だけでも一応タイトルとしては成立するんですが。でも、これだと見た人が「ん? これは現実世界の恋愛の作品なのか?」と混乱するだろうと思って、急きょ後ろに「超絶ラブラブ高校生活」をくっつけた感じです。
話の内容は、シンプルにタイトル通り。二人のラブラブな高校生活を妄想して、練って練って書いていきました。
◆こだわりポイント◆
異世界恋愛の時にもちょっとだけ語ったかもしれませんが、個人的にカップルを考える時にはざっくり四つのタイプに分類して考えることが多いです。簡単に挙げていくと
①美男美女タイプ
②僕と美少女タイプ
③私とイケメンタイプ
④面倒くさい者同士タイプ
①は環境が障害になるタイプが多くて、王道ながらすごく良いですよね。②③は男性向け/女性向けラブコメでそれぞれよく見るタイプで、学校一の美少女だったり冷徹な旦那様だったりが自分にだけ甘いって感じの作品ですね。私も大好きなやつです。で、物語を通じてキャラが成長していくと終盤は①に収束していくイメージを持ってます。ほんとざっくりの分類ですけどね。
それで、改めて言うまでもなく、今回は④を狙いました。なぜかと言われれば、それが私の癖だからです。面倒くさければ面倒くさいほど大好きなんですよねぇ……。
◆苦労したポイント◆
そこまで苦労という苦労はしていない(好きなカップルを書いただけ)んですが、今回は「鈴のキーホルダー」を生み出したのが一つ大きなポイントだったかなぁと思います。そう、母親から授かった「お守り」であり、もっと言うと「呪い」ですね。
第一話では母親の象徴であり、源太郎の不甲斐なさの象徴でもあったキーホルダー。それを、千鶴子を救うと決意した時に物理的に捨てると。目に見えにくい感情の変化を物理的に示すというちょっとした工夫なんですが、いくつか案がある中で今回はキーホルダーにしてみたわけです。
こういうのって良いですよね。例えば元カレからもらったアクセサリーを捨てることで気持ちを整理したりだとか、なんでも良いんですが、目に見えないものを目に見える形で処理するシーンってけっこう好きだなぁと思ってます。
◆「現実恋愛」の魅力◆
みなさんはどんなカップルが好きですか? 自分に置き換えてキュンキュンしてもいいですし、外から眺めて応援したいのでもいいです。可愛かったり切なかったり、色々な物語を自分の好きなように書き殴れる……そんな素敵なジャンルが現実恋愛ジャンルになります。
恋愛ジャンルは異世界と現実世界のどちらも存在するので(個人的にはホントはSF世界恋愛みたいなジャンルがほしいところですが)、そのカップルがどちらの世界でより映えるのかを考えて好きなように書いて良いという。私があらためて語るまでもなく非常に人気が高くて、読むのも書くのも楽しいジャンルだと思います。ぜひみなさんも妄想を書き綴ってみてください。
★次回予告★
というわけで、今回も次に執筆する作品のジャンルを抽選で選び、フィーリングでタイトルだけ決めて執筆していきたいと思います。
いやぁ、今回は「恋愛_現実世界」という比較的書きやすいジャンルだったので、楽しく伸び伸びと書かせていただきました。人気ジャンルなりの難しさはありましたが、やはり人気なだけの理由はあって、なかなか素敵な作品が書けたんじゃないかなぁと思ってます。
ただね、なんか毎回言ってますけど、そろそろ魔法とかを書かせていただきたいんですよ。ダメですか? ほら「異世界書くのはなろうの華」ってよく言うじゃありませんか。まぁこれ自体は今作った言葉なんですけれど、なんかパッションは伝わるでしょう。つまりハイファンなんですよハイファン。
というわけで頼みますよ、小説の神様。今度こそ信じてますからね。ルーレット、スタート!
ドゥルルルルルルルルル……。
テンテケテンテン、テンテケテンテン。
ジャン!
●ジャンル→【SF_宇宙】
あぁぁぁぁぁ……あーでもよし!
これはわりと得意ジャンルです。
詞ジャンル(ロボット短歌)の時にもあんまり苦労せず書けたんですが、宇宙SF的な世界観は個人的にはけっこう作りやすいなぁと感じてます。むしろ最初の方に来てほしかったジャンルですよねぇ。SF全然来ないんだもん。
ここは気合を入れて、傑作と呼ぶに相応しい「SF_宇宙」ジャンルの作品を一週間で書き上げてきますからね! ぜひ期待しててください。内容はこれから考えますが。
あ、タイトル? まったく……どうして企画を走り始めた時の私は、最初にタイトルだけ決めるだなんて馬鹿なルールを作ったのでしょうか……理解に苦しみますよ。昔の自分めぇ……あ、はい、タイトルですよね。
うーん……どうしましょうか。
こんな感じかなぁ。
【NEXT】
ジャンル:SF_宇宙
タイトル:辺境惑星・地球で素敵なノッペリ旦那を捕まえました





