旅立ち
お目覚めですか?ご主人様
ずっと 1 人
産まれた場所、自分を産んだ存在、自分を取り巻く環境
たった1人。真っ白な部屋の隅で赤子は泣き喚いて居た。周りには自分よりも大きな者が居た。
そして、その白い部屋の中で赤子は….
ピィーーーーーーー… (なんだ?) どこからともなく、笛のような甲高い音が響いて….(痛い..,。) 頭上から果実が1つ落ちてきたようだ。(そういえば、ここは何処だ?) さっきまで白い部屋にいた赤子は….
崖の上、不思議な果実が成る木の下、少年は目を醒ました。『あ….,,ぇ,,,?』上手く声を出せないのだろうか?少年は呟く 光が少年の頬を照らす。真っ赤に輝く不思議な果実を手に取り少年は自分が何故ここに居るのかを深く考えているようだ。
『て、さっきからなんなの?この機械(?)に似た声は.,,』
<<お目覚めですか?ルイ様>>
『へ…?あんた誰よ?』
<<私はルマ、貴方様の脳内に住み着いている魔物でございます。おはようございます♪>>
『おはようございます(?)..,いや..!そうじゃないわよ!』
<<お身体が悪いのですか?ルイ様>>
『いえ..身体はどこも..,,,っ そんなこと どうだって、 いいのよ!私の事は…良くないけれど一旦いいわ..
それより!!!貴方っ!!』
<<どうかなさいました?ルイ様>>
『どうかなさいました?…じゃっ..ないでしょうが…
さっきサラッと私の中に居る的な事言ってたじゃない!そこら辺詳しく説明してもらえるかしら!!!』
<<別に変な事ではないと思いますが..,一応説明しておきますと、私たち【瑠間】[8位]は、あらゆる物体の中に
入ることができる悪魔みたいな存在ですね>>
『なんでそんなのが私の中にいるのよ!!!!そもそも[8位] ?なによそれ!ゲームじゃないのよ!!!!』
<<ランキングについても説明しておきますね…はぁ>>
『今サラッと面倒くさがったでしょ!!!』
<<えっとランキングというのはですね。昔全ての種族で
戦ったんです、その時の成績で付けられた称号みたいなものです。それと私たち【瑠間】全員が[8位]な訳では
無いですよ。私のみ[8位]の称号を持ってます。いわゆるエリートってわけです!えへん(?)>>
『へ〜あんた達も大変なのね!!そんな事より…,,
今私の事無視したわよね?!!!』
<<さて、一通りの説明は終えました。さあ>>
『待ちなさい!1つだけ聞きたいことがあるわ!!』
<<はぁ、今度は何ですか?早く行きたいのですが。>>
『行くってどこよ!?まあ、いいわ..そんな事より!!
貴方は私の味方なの?敵なの?コレだけはハッキリさせておきたいわ…,』
<<味方ですよ>>
『即答なのね。。分かったわ乗りかかったフナよ!
どこへでもつれていきなさい!』
<<では、とりあえず{ アルトレアの街 }まで、 歩いてください>>
『え? 悪魔で [ 8位]なら、瞬間移動てきなの出来ないわけ?』
<<出来ません、さあ早く歩いてください>>
『なんかいっきにやる気失せたわね。。』
(まあいいわ..,,とりあえず{ アルトレアの街 }とやらに
行ってみるしか無さそうだし、それにこの子の声
よく聞くと可愛い声してるじゃない!!きっと妖精的ななにかだわっ!!)
~~道中~~
『わあっ!何この道…ベタベタして。動きずらいわね…』
<<あ〜そういえば ここら辺は湿地帯でぬかるんでる所が多いとか>>
『それを早く言いなさいよ。。。』
と、まあ…多少の困難はあったものの あっという間に
{ アルトレアの街 }に着いたようだ。
{街の中}
『ひっろーーーい!!!何ここ!!美味しそうな果実が沢山あるじゃない!!!ねぇねぇ、これ いくら かしら?
買えそうなら食べてみたいわっ!!』
驚きと不安に駆られながら(?)少年は街の中を見て回った。店に売ってる果実は、いつの間にかルマが盗んできてくれたようだ。後から この街の通貨を探して お詫びしよう。そう思って歩いてた ルイは…..
<<さあ、着きましたよ。ここが今日の目的地…酒場 兼 :ギルド:でございます!!!>>
『ようそこ、酒場フローラ へ。貴方はルイ様ですね。
マスターから事前に話はお伺いしておりますので、少々お待ちください。』
『ぇ?マスター?酒場?ギルド?』
意味がわからないわ。。と混乱しつつ冷静なルイは、
その場の雰囲気に合わせて、ちょうど空いていた
カウンターの席に座って奥の方へ行ってしまった、
バニーガール!!!!の女性を待っていることにした。
数分した後カウンターに置いてあったリンゴジュース(?)を飲んで ルマから詳しい話を聞きながら待っている。
どうやらこの酒場 兼 :ギルド: のフローラ
という店は、冒険者になるための この世界唯一の店
らしい。
何故、冒険者になるかは今更言うまでもない その場の
ノリだ!今まで、ずっとノリで生きてきたルイにとってそれほど深く考えるような事では無いらしい。
それと、マスターと言う人物については謎だが今は
関係なさそうなので置いておくとしよう。
『お待たせ致しましたルイ様。この本を手にお取りください。』
『は..ハイッ 』
楽しくなってきたルイは 元気よく返事をして渡された本を受け取るのであった。
『その本の1ページに自分がなりたい職業を書いてください。特に規制はありませんので。どうぞご自由に』
どうやら職業は6種類あって|暗殺者| |魔法使| |精霊使 |
|曲芸師| 調教師| |狂戦士| が自由に選べるらしい
『えーっと..私は〜素早い動きが得意なので。なので〜うーん。』
<<それなら暗殺者にしてはどうでしょうカッコイイし>>
『おお!暗殺者。。。決めました!!私、暗殺者に
なります!!!!、』
『はい、では そこの白紙の
1ページ目にお書きください』
『はーい♬︎♡』
こうして暗殺者になったルイは ルマと一緒に冒険者Lifeを楽しむのであった。
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……………
読んでいただきありがとうございます。
ただの高校生の初投稿作品なので。文章等構成がめちゃくちゃです。そーゆーことです。