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あおおに　（詩、狂歌）

先に活動報告に上げた詩を改稿し、狂歌を一首加えました。

【悪汚隠忍(あおおに)】

断《た》ち難《がた》き想《おも》い絶《た》たんと今更《いまさら》に

蛮刀《ばんとう》抜《ぬ》きては振《ふ》り放《はな》つ

後《あと》は侭(まま)よと滅多(めった)に斬《き》られ

血塗(ちまみ)れにして泥塗(どろまみ)れ

ひととき情《じょう》は通《かよ》えども

如何(いか)にも合《あ》わぬ欠《か》け余《あま》り

面(おも)では憎《にく》いと言《い》いながら

愛《いと》しと縋(すが)るこの腕(かいな)

振《ふ》り払《はら》わずに生(お)いたなら

幸尽(ゆきつ)く先《さき》は共斃(ともだお)れ

斬《き》ったこの身《み》はひとでなし

鬼《おに》とも誹(そし)れ　犬《いぬ》とも詰(なじ)れ

元《もと》より我《わ》が身《み》は逸(はぐ)れ者《もの》

ひとには成《な》れぬものなれば

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くれないの

　　ほほにぼうだの

　　　　　　ながれれば

　　　　　　　　おにわあおいろ

　　　　　　　　　　　はなのえみさく

紅の　頬に滂沱の　流れれば

御庭青色　花の笑み咲く

改めまして、インスピレーションを頂きました無限堂　ハルノ（佐々木　龍）　様と投稿する切っ掛けを頂きましたアカシック・テンプレート　様に多大なる感謝を。