尽之賤句 つきのしずく 虚吐之端 ことのは

かえりみこいそめ （狂歌）

京野うん子　先生の傑作ヒューマンドラマ『徒然ww』、

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『三十一段　雪のおもしろう降りたりし朝』

https://ncode.syosetu.com/n5438et/32/

を読んでの返歌です。

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【顧み恋初め】

つれづれに

　　つづられしふみ

　　　　　　つれづれと

　　　　　　　　はるのあしたに

　　　　　　　　　　　とおきおもいを

徒然に　綴られし文　徒然と

春の朝に　遠き想いを

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　思春期の、自分自身では気付け無かった、気付いた時には既に破れ終わっていた初恋の思い出にまつわる、切なく美しいエピソードでした。

　「徒然」と言う言葉の本来の意味からは外れているとも思えますが、作品タイトルと語感のイメージから使いました。

　実らなかった方、また実った方も当時を思い返してみてはいかがでしょうか？

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　なろう良作の常として、感想欄もとても趣き深いです…………人を選ぶかも知ませんが。