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序 はじめに (狂歌四首)


にちりんの 

  あつきかがやき

      あらばこそ

        よにてるつきの 

           こぼすしずくを


日輪の 熱き輝き あらばこそ

夜に照る月の 零す雫を




つくよみの 

  われをばてらす

      あまのひに

        たそがれすぎて 

           いでしつきかも


尽く余身の 

  我をば照らす 天の日に

     黄昏過ぎて 出でし月かも 








あきすぎて

  かれはておちて

      くちるはも

        おどけておどる 

           こがらしのなか


秋過ぎて 枯れ果て落ちて 朽ちる葉も

  戯けて踊る 木枯らしの中




はくいきの

  うつろことなく

      きゆはしを

        とどめことあげ

           うつろいゆくも


吐く息の 虚ろ事無く 消ゆ端を

 留め言挙げ 移ろい行くも




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― 新着の感想 ―
[一言]  言い足りないぶんの解釈を、あいてに委ねたり。  誤解釈を赦す度量がないと、短歌や俳句は難しいですね。  楽しませていただきます。
[良い点] 言葉遣いも美しく、何度も鑑賞してしまいますー! 素晴らしい! 漉緒さまのお歌だから、二重三重の意味があることと深読みしつつも、まずは表が素敵ですねー! [気になる点] 評価欄が……もった…
[一言] 文字が螺旋状に配置されていて、綺麗だなあと思いました。 なるほど、こういう方法もあったのか!
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