四話
ちょっと短いと思いました?それは多分、スタンド攻撃を受けているんだと思います。気をつけてください。
俺が目を覚ますと、そこは森だった。
「…森だ」
俺は自分が森にいることに気づくと、すぐに起き上がった。そして、いろんなことをした。自分の顔をベタベタ触ったり、頬を摘んで痛がったり…
ある程度自分が生きていることを確認すると、生きていることを実感する。一度死んだはずなのに、生きているなんて、結構不思議。
生きていることを実感していると、ふと目の前に鞄があることに気づいた。鞄の中を開くと、真っ黒だった。
「なんじゃこりゃ」
小並程度驚いた。ついでに鞄の下に手紙らしきものが置かれていた。
オミン、流石に右も左もわからない状態で異世界に送るなんてことは鬼畜
すぎるから、ある程度必要なものと少しの軍資金を入れた鞄をあげる。因
みに其の鞄なんでも、幾らでも入るから、よく使ってね。あと、物を出す
ときは鞄に手を入れて出したいものを念じるか、イベントリーって念じて
表を出して直接出すかの方法がある。どうだ、ゲーム見たいだろう? 俺に
連絡を取りたい場合は、通信って念じてくれ。まぁ、其の世界で存分に楽
しんでくれ。
追伸 何か必要になったらいつでも呼んでくれ。
神より
「おぉ、神も結構考えてるんだな!」
神の心遣いに感心した俺は、早速鞄の中身を見ることにした。
(インベントリー)
そう念じると、頭の中で表が出てきた。
所持金:∞
冬季戦闘服一式×2
夏季戦闘服一式×2
冬季勤務服一式×2
夏季勤務服一式×2
制服一式×2
礼服一式×2
9ミリ弾×6000
9ミリ拳銃弾倉×8
5.56弾×15000
5.56小銃×1
5.56小銃弾倉×18
銃剣×2
戦闘糧食×60
81ミリ迫撃砲×10
81ミリ迫撃砲弾×800
手榴弾×100
・
・
・
鞄の中身を見た俺は、ただ驚愕した。
「ある程度必要なものって、なんだろうね?神さん、“少しの”の意味、わかってるのかな?あはは…」
俺は、神さんのぶっ飛び具合に、ただ笑うことしかできなかった。
誤字脱字、間違い等ございましたら、教えてくだされば幸いです。