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元軍人の異世界活動  作者: 多御中 劍二
10/40

十話

あぁ、二日空けての投稿です。えぇ、すっかり忘れてました。すんません。どうぞ、十話目です。


 沈黙が訪れて十分。そんなあまりよろしくない空気の中で、やっと口を開いてくれたのは、オースだった。


 「そ、それにしても、オミン殿は、軍で国に仕えていたのですか」


 さっき、軍で結構苦労したという発言が気になったのだろう。そうだ。うん。


 「えぇ、陸軍で野戦軍司令官として働きました。」


 「失礼ですが、階級は?」


 「元陸軍大将です」


 オースは首を傾げた。


 「…オミン殿は26歳なんですよね?」


 「えぇ」


 普通に考えて、20後半の男が軍のトップに立つことはありえない。そもそも、ここと、元の世界の軍の階級が一緒なのだろうか。話が通じることは、一緒なはずだが。


 「信じてませんよね」


 「えぇ、失礼ですが、冗談にしか聞こえませんな」


 さて、どうしたものか。寧ろ俺が嘘をついたらことはすんなり行ったはずなんだが、信じがたい事実を言ってしまった。さっきまでのほほんとした感じのオースがすっごう怪しいって思ってる目線でこっちを見てくる。


 「もし、失礼にならないのでしたら、ステータスの職業欄を見せてくださいませんか?そこで今までの職業や、詳細が見れるはずです」


 (あ、あるんだ、ステータス!おもしれぇ!)


 そんなことでもワクワクを感じた俺だ。


 (念じればいのか?ステータス:職業)


 そう念じると、いきなり目の前に半透明の板見たいなのが出てきた。そこには文字が書いている。

  


   職業:元軍人

      23歳で軍に配属。

      25歳で戦争に参戦

      26歳終戦時に大将に進級


      詳細

      二等兵から上等兵:なし

      兵長:戦争参戦。敵軍小隊を単独で撃破。特別進級で下士になる

      下士:戦地任官で少尉になる

      少尉:小隊で敵軍中隊の侵攻を阻止。及び単独で撃破。特別進級で中尉に

         なる

      中尉:単独で敵軍大隊を撃破。特別進級で大尉になる

      大尉:単独で敵軍旅団陣地に侵入及び殲滅。特別進級で中佐になる

      中佐:単独で敵軍2個中隊を撃破。特別進級で大佐になる

      大佐:単独で敵軍師団を撃破。特別進級で准将になる

      准将:二個中隊で敵軍三個師団を阻止。作戦の功が認められ特別進級で少

         将になる

      少将:二個中隊で敵軍一個軍団を阻止。作戦の功が認められ特別進級で中

         将になる 

      中将:二個中隊で敵国首都を撃破、終戦。作戦の功が認められ特別進級で

         大将になる

                 


                   全部見る↓



 「あ、ああ、あ…」


 オースが泡を吹きそうな顔でステータス表を見ている。其の横で俺は、詳細って全部載らないんだ、なんてことを思った。


階級の簡単な説明。

(作中の設定の陸軍階級)→ (陸自対応の階級)


訓練兵→自衛官候補生

二等兵→二等陸士

一等兵→一等陸士

上等兵→陸士長

兵長→(存在しない)

下士→三等陸曹

中士→二等陸曹

上士→一等陸曹

元士→陸曹長

准尉→准陸尉

少尉→三等陸尉

中尉→二等陸尉

大尉→一等陸尉

少佐→三等陸佐

中佐→二等陸佐

大佐→一等陸佐

准将→陸将補二種

少将→陸将補一種

中将→陸将

大将→陸上幕僚長


戦地任官とは

実力や功績がある下士官を将校として任官する制度。


誤字脱字、間違い等ありましたら、教えてくだされば幸いです。


_______________________________________________________________________________________________________________

(2020年6月20日修正)

三等陸士は現在存在しない階級でしたので、訓練兵と自衛官候補生を追加しました。又、准尉の陸自対応の階級は、准士官ではなく、准陸尉でした。


 ちなみに、作中の階級は、大韓民国陸軍をモチーフとしています。ということで、はい。主人公の母国は、大韓民国になります。なぜ大韓民国なのかというと、東アジアで、戦争が起こる可能性が一番高いからです。

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