幸せだったさ!…三秒前までな!!
名前はくっそだせぇ長い名前にしました。
本文はくっそだせぇ展開にしました。
あらすじはくっそ(略
書き出しとか、一話とかって書きづらいですよね。
なんか思ってたのと違うやつができました。まぁめんどいんで直さないんですけどね。
いや、なんかいい感じに直せそうだったら直しときます。まだ直す余地はあるでしょ…え、ない?
そんなはずは…えっ…まじで…
って感じで、もう…見るな(傲慢)
………
「今までの人生、まぁ中々良かったよ…」
広い病室、ベッドの上で八十くらいの老人は呟いた。
それを横で聞いた娘は軽く微笑んで言った。
「お父さんは強いから、こんな病気じゃ倒れないわよ」
静かになった部屋は耳鳴りがするほどで、かろうじて小鳥の囀りが聞こえた。
少し風が吹くと木々は揺れ、陰になっていた病室の窓に光が差し込む。
「ふっ…言ってくれるねぇ…まぁ、今日くらいはくたばらないでやるよ…」
咳まじりの笑いで返すと、老人は娘に手伝ってもらいながら窓の方に体を傾けた。
目に入ったのは、やけに眩しい太陽の光だった。
その老人が息を引き取ったのは、それから約一週間後の事だった。
その瞬間は、家族全員に看取られていた。
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【こんにちは】
…え?
【え?って…認知症で挨拶の意味を忘れたのかな、ご老人?】
いやそんくらい分かるわっ
【ならおっけーです。…えー、こんにちは!】
…はぁ、こんにちは。
【なんとも元気のない挨拶!!なんですその目は?】
いや、なんです?って…大体分かるでしょ
【そうですねぇ…
『さっき私は死んだばっかりなのにここはどこなんだ!お前は誰なんだ!なんなんや!』
って感じですかな?】
うん。
【っかー!しょーがないですねぇ…私が説明してあげましょうかね!】
あーはい、お願いします。
【いや塩対応すぎる…私悲しいっ!!】
はよ説明しろや!!
…あれ、咳が出ない…?
いつもなら大きな声を出そうとすると咳が出てしまうのに、今は何故かすらすらと言葉が出てくる。というかこれ喋れてるのか?
喋ってる感覚がないというか、脳内で会話してるような…
俺はそこでまともに目が見えないことに気付き、違和感と同時に恐怖を感じた。
【心の声出てますよ?俺はそこで~…ってやつ。ラノベの読みすぎでは?】
それはしょうがないから気にすんな。
それで、ここはどこ?
【…はい、少々納得がいきませんが説明いたしましょう。まぁまずは私の自己紹介から…】
その男…の声しか聞こえないから、その声はこう自己紹介した。
【私の名前は高橋颯汰。前の人生では落語家をやっておりまして、今は『転生者』を異世界へと送る際の紹介とかの仕事をしています。どうぞお見知りおきを。】
高橋颯汰…なんかめっちゃ普通の名前すぎて逆に怖いんだけど
【いややめて?】
あの、『転生者』って…つまりはどういう?俺が転生するってこと?
【そうですよ、これからあなたは転生する。その準備段階に今いるのです。】
なんか天国…とか、地獄…とかは無いってことでいいの?
【うん、ないですね。ってかあれ、昔の人が死ぬの怖くて作った嘘話ですから】
…まぁ納得はできるけど…夢がねぇなぁ
【いや私だって最初来たときはおなじ考えでしたよ?今はこの世界に慣れたので、あなたもいづれ気になんなくなりますよ】
ふぅん…
【…んじゃ次の説明しますからね!次は、この世界についてです。】
おぉ、待ってました。
【うむ、苦しゅうない…ぇ、えー、この世界は一般的に『二次世界』と呼ばれています…まぁ異世界、でいいですが。普通の世界と違う点は、ルールや法律なのが決められていない…つまり荒れているってことです】
え、それはダメじゃね?
【でも、それでも社会が形成されている場所はあるんですよ…ま、ほとんど世紀末と変わりませんよ。あと、この世界に来れるのは『一度死んだ者だけ』ですので、死因の話とかで盛り上がれますよ】
盛り上がれんわそんなん…
ごついバイク乗ったやべぇ奴らとも関わりたくないし…
…あのー…
異世界って違う点はそれだけ?
【お、よくぞ聞いてくれました!実はですね、この世界に転生する前に決めなきゃいかんことがありまして…】
ん?
【まぁ簡単に言うと、個人情報です。性別とか、顔とか…もう全て。】
なんと!?
え、自由に決めれる感じ?
【はい、全然構いません。でも、いくつかルールがありまして…『前の人生の幸福度、貢献度を数値化して、その数値を消費することで個人情報を好きに変えられる』『あまった数値で技能や能力を習得することができる』というルール、その他諸々になります。】
つまり…前世でいいことしてればその分この世界では優遇されるってことか
【そゆことです。じゃさっそく設定画面いきましょか、ホイサッサ!】
男のだせぇ掛け声で、俺の目の前にはとある画面が表示された。
まだ俺は、『異世界のクリア条件』みたいなのを聞かされてないんだが…まあいい。
これは…ステータス変更画面?
【説明めんどいんで後は自分でお願いしますぅ…終わったら言ってくださいねー】
いや説明役。仕事放棄だろそれ…
…まぁ、こういう作業は結構好きだしいけるっしょ
まずは一番上の『総合得点開示』と書かれたボタンを押す。
そうすると、一瞬の内に自分の記憶八十年分が脳内で過ぎていった。
とてつもなく変な感覚だ。
楽しい記憶だったり、目も当てられない黒歴史だったり。
号泣もしたし、喧嘩もした。
でも、どれも今となれば笑えるような、そんな記憶だった。
ふいにピピッと音がして思い出に更けるのをやめると、そこには、
『幸福度 86% 3784pt、貢献度 89% 3916pt、総合得点 11220pt (ボーナス 3520pt)』
と書かれていた。
【ほぉ…中々高いですねぇ…】
男が聞き取れないくらいに小さい声でそう呟いたのを、俺は聞き逃さなかった。
まぁ…高いのは良いことだ。
確かに人生幸せだったし、色々社会の為に頑張ったし。
…と、いい気分に浸ることが出来たのはここまでだった。
次の瞬間から俺はこの『異世界』の本当の怖さというのを知ることになる。
その時、俺の目に入ったのは…
それはそれは恐ろしい、『殺人技能』の数々だった。
見てしまいましたか…もういいです。
もう今は眠いんで寝ます。
たぶん起きたら通学中にでも書き直したりします。
朝の私ならやってくれると信じて、深夜の私は悠々と眠りにつくのです…!
では。
PS.書き直したんですけど、いざ直そうと思ったら大して直すとこありませんですた。
まぁしゃーなしってことで、私のストレス発散小説は続きます。