ギャップ
広がる青空が
激しく輝く太陽が
僕の心を刺激する
僕と世界とのギャップ
僕に振り続ける雨
目の前に広がる晴天
もう うんざり……
もう うんざり……
締め付けられる心臓
日差しに串刺しにされる心臓
僕は僕自身も守れない
君も守れない
なにも
守れない……
守れたつもりでいた僕がバカみたい
僕は君を守れてなんかいなかった……
それどころか
僕が君を苦しめていた
今更わかったところで
何も変わらないことが
一番僕を壊す
何もできない……
出来ていたつもりだった……
空を仰いで僕の無力さを胸に刻む
そして僕は歯を食いしばり
道無き道に一歩踏み出した
僕の中に振り続ける雨を止めるために……