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【超短編小説】猛者日記

掲載日:2025/12/17

 大人がすなるシコりと言ふものを、ガキの俺もしてみむとてするなり。

 その日の師走の暮れの戌の刻に門出ず。

 疫病により街は眠つた様に静かなり。

 出歩く人なくただ自分の足音が響くのみ。

 通りかかつた神社を覗くと中で舞う巫女あり。

 その姿は極めて艶やかなり。

 我春情を抱きけり。知らんけど。

 鳥居の陰に勃ちシコりけり。



 しばらく後に巫女と目が合うなり。

 その巫女、手招きをするものなり。

 我おいなりを下げたまま接近せり。

 即ち尺八が始まりけり。

 またその巫女、我を手水舎に投げ込むものなり。

 またその巫女、イソジンでうがいするなり。我もまた渡されたイソジンでうがいせり。

 巫女が手桶の中に沈みしローションを溶く様はアライグマなり。

 冷たい手水舎の中で思ふは、煮るなり焼くなり殺すけなり。

 私はロボットではありません。

 



 これが噂に聞くソープランドと言うものなと感心するなり。

 期待もするなり。

 おいなりさんも膨らむものなり。

 巫女、エアーマットを持ち出してローションを拡げ滑り止めのタオルを置くなり。

 巫女、我の身体を手水で清めるものなりて我されるざままなり。

 左手右手口のほかに清めるべきものもあるのかと感心しけり。

 無毛の恥丘にて洗う我が身は是正に仏なり。

 明鏡止水。



 エアーマットに仰向けになりて巫女に全てを任せるものありて見上げる空もまた色なり。

 色即是空はそれと違うものだし。

 いつの間にかスキン着用なりて存分に出し満足するなり。

 巫女の向こう、鳥居の上に巨大な鳥を認むるなり。

 謝っても遅そうなのでこれにて終了するなり。

 巫女曰く「おんなを教えて頂きました」とのことなり。


 慇懃な男の転がせるアルファードなる牛車にて帰宅せり。

 馬賊の飯は美味いものなり。

 浅ましき夢見死。

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