東方天空璋
たのしそう
「新作が発表されたぜ」
「良いことね」
「おい製氷機。お前も今回自機だぜ」
「製氷機とは何だしばき殺すぞ」
「おいてめぇ主人公にタメ口利くとは良い度胸じゃねぇか」
「ガキ相手にムキになってんじゃ無いわよバカね」
「うるせぇ。あ、そう言やぁお前、日焼けして登場なんだって?プククク」
「これで溶けない事が証明されたじゃんか」
「未だ分からないぜ。妹紅呼んでこようか?」
「おうよ」
「…もう一度聞く。こいつに、フジヤマヴォルケイノを、最大火力で、発動しろ。良いか?」
「おう」
「相手は小さな子どもだぞ。おいチルノ、お前本当に良いのか?」
「ああ。私は此奴らとは違って最強だから」
「言っとくが、お前がこれをモロに食らったら今の残機から見て「一回休み」になるぞ。良いのか?」
「おうよ」
「…良し」
蓬莱「凱風快晴 -フジヤマヴォルケイノ-」
「…おい、大丈夫か?…!!」
「!!」
「驚いたわ」
「チ、チルノ…お前…」
「ひ、日焼けすらしていない…だと」
「見てよこれUV+×100の三乗の日焼け止めだよ。にとりに作ってもらったんだ」
「炎耐性まで付くのか…」
「やるわねあの河童」
「体験版が出るまでは焼きたくないからね」
「どんだけ嫌なんだよ」
「ところで、製氷機としての役目は果たせるのか?」
「何言ってんの、当たり前でしょ」
「あ」
「え」
「は」
「待ってこれ氷じゃないよね」
「熱いしこれ炎だね」
「火属性の域まで達せるのか」
「悍ましい物を作ったものね」
「と言うことは、これを塗った人はみんな火属性になれるのか」
「便利ね」
「何処がだよ」
「これの利点は、焼肉が手のひらで焼ける事だね」
「トングを持つ手間が省けるわね」
「でもあの熱々が食えないんじゃあ無いのか?」
「口は塗れないから別だよ」
「そっか」