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普通の学園生活をもとめて  作者: バルデラ
始まりのはじまり
2/2

物語の始まり~2~

裕たちがクラス表を確認する30分ほど前

私、涼宮麻美は今年度のクラス表を確認した後に一度教室に寄った生徒会室に向かって歩いていた。

「あら、涼宮さん随分と早いのね。」

おはようございます学園長。

今、私が挨拶したのはこの御神楽学園の学園長の青柳茉莉。

私はそう言うと学園長の前をあとしようとした。すると学園長が一枚の封筒を手渡してきた。

「この封筒はあなたに渡しておきます。新入生の入学式が終わるまでに目を通しておいてください。」

そういうと学園長は廊下を歩いて行った。

受け取った封筒をクリアファイルにしまい生徒会室に向かった。

私は生徒会室に着くと窓を開け椅子に座って

学園長にもらった封筒を開けた。

「やっぱり…」

封筒を開けると1人の生徒の資料が入っていた。個々の学園は代々、生徒会長は学園長が任命するのか風習となっている。しかし今回の任命は異例すぎる。今年入学の新入生が任命されるなんて。

私は気になり渡された資料を食い入るように読んだ。

滝沢美玲、16歳、中学時代の成績は優秀。座学のすべての科目において最高評価。実技科目においても文句はない評価を受けている。

特に身体能力においては中学生の平均をゆうに超えている。それは高校2年の男子並みの数値を出している。

「なるほどね…道理で任命されるわけだわ。」

資料をすべて読み終え封筒をテーブルに投げ置くと一枚の紙が出てきた。

その紙には、

涼宮さんへこの紙を見ているということは滝沢さんの資料を見た後だと思います。今回の生徒会長は1年生ということで今年の生徒会長のあいさつは涼宮さんにやってもらいます。

急なことなの原稿を用意できてないと思うのでこちらで準備しておきました。

それを使ってください。と書いてあった。

よく見るとこの手紙はホチキス留めされていた。もう一枚の紙には生徒会長の挨拶が書いてあった。

私はその紙をもって教室に戻った。

       

 俺は始業式を終え教室に戻ってきた。

今日の 在校生は始業式のみの日程なのでこれでおしまいだ。なので放課後に謙吾を遊びに誘おうと声をかけた。

「謙吾、今日は授業もないしこの後遊びにいかない?」

「悪いな裕。俺この後予定があるんだ。」

「珍しな、お前が予定があるなんて。」

「まあな。また今度誘ってくれよ。それじゃ俺いくわ。」

そういうと謙吾は教室を出て行った。

俺はすることもなかったのでそのまま帰宅した。


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