嘘つき仮面と君と僕
僕の、名前はノヤマ ユウ。
世間的にいうごくごく普通の学生だ・・・けれど、僕には普通の人と違うところがあるんだ
僕は、人の嘘がわかってしまう、怖いほど。
しかも僕の目には、これまで嘘をついた人の顔におかしな仮面がついてるように見える・・・
この話をしたところで、誰も信じちゃくれないことぐらいは、わかってるだからあまり人とかかわりたくない、どうせみんな嘘ついて友達ごっごしてる奴らなんとかかわってるより一人でいるほうがよっぽどいい。
そんなことを思ってる僕は、教室の窓辺のせきでボーっと空を見ていた
今日も教室では、嘘ばかりが溢れてる。
キーンコーン カーンコーン
朝礼の始まりのチャイムだ
ガラガラ・・
先生が教室に入ってきた、
「おはよう!今日も一日がんばろう!」
朝から暑苦しい、、、
僕は、そーゆーのキライなんだよね、熱血ってかんじが・・・
「今日はな、転校生が来てるんだ!
さぁ!入って来いオカザキ!!」
ガラガラ・・・
え!?
僕は転校生を見て驚いた・・・
彼女は、嘘をついてる人間につくあの仮面がついてなかったのだ
「はじめまして!オカザキ ノゾミです。 よろしくおねがいします」
彼女はとてもきっちりした、おじぎをした
彼女の腰くらいまである黒い髪が揺れるたび僕はオカザキ ノゾミにみとれてしまいそうになった
「じゃあ、オカザキ!お前は、あそこのせきに座ってくれ!」
あいにくそのせきは、僕の隣ではなかった
まっそんなもんか、少女マンガみたいには、いかないわな・・・・
って!!まさか、人間不信の僕がひと目惚れ!?
そんなわけっ・・・まっ、まぁ彼女もまたじきじき嘘ついて、友達ごっこでもやるんだろうな、、
仮面がないのもたまたまっていうか、嘘つかない人間なんていないでしょ・・・
まぁ、もう彼女のことおもわないようにしとこ・・・
キーンコーンカーンコーン
はぁ・・・昼やすみだ、僕が一番キライな時間だ
一人の僕を見て、毎日誰かが僕の後ろ指さされて笑われてるきがする
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い・・・・・・・
僕は、嘘しかみれないから、人の心のなかがみれないから怖い、、、
こんなに、わからなないのが怖いなんておもわなかった・・・
僕は、そんな日々に恐怖と不安でいっぱいだった
「なんで、一人なの?」
!?
僕の目の前に立っていたのは、オカザキ ノゾミだった
「うぁっ!おっオカザキさんっっ!?」
「どうしたの、そんなにおどろいて?」
どうしたのっていきなりっ!?
なんで僕に話しかけるんだ!?
「何で僕に話かけるの?って、一人でいるから」
「えっ何でえ?あのぉ・・」
なんで、彼女は僕の考えた事がわかったの??
「うふふwあそうだそうだ!
一緒にご飯食べない???」
!!!!!!!!!!
は!?
なんで、僕と一緒になんで!?
「ダメ?」
「え!いっいいよOK・・・OKっ」
「じゃあ、食べよ」
彼女は、僕の前に座りお弁当をひろげた
「手作りなの」
彼女のお弁当のなかには、たこウィンナーや卵焼きといった
かわいらしい、物が入ってた
「えぇーっと、ユウ君だっけ?
ユウ君は、どんなごはんなの?」
「え?なっ何で僕の名前を・・・?」
彼女は、クスっと笑って弁当を食べ始めた
僕は、不思議に思いながら、かばんから焼きそばパンを
取り出した
「おいしそう!
あ、そうだそうだ私のことノゾミって呼んでいいから」
「あ、うん
わかったよ、ノゾミ・・・」
僕は、ノゾミと一緒に昼ごはんを食べた
翌日、
「おはよう!」
彼女は、僕に笑顔で会釈した
「・・・おはよう」
僕がそう言った瞬間、後ろから声が聞こえた
「おはよ!ノゾミ!!!」
後ろにいた、人はクラスのギャル達だった
「あ!アイちゃん達おはよう!」
ギャル達はノゾミのてをっとって、教室に入った
僕は、その女達が嫌いだった毎日嘘ついては友達ごっこしているくせに
『ウチラ最強の友だよね~』とかいって嘘ついてる。
そんなやつらと、ノゾミがいる・・・ノゾミはそんなヤツナノカ?
いいや違ういいこだぜったい・・・デモソノ可能性モアルンダヨ??
よくよく考えてみれば、僕が勝手にノゾミのことが気になって、勝手に期待してただけで
彼女は僕のことなんてどうでもよかったんじゃないか
僕はそう思いながら窓の外を見た
キーンコーンカーンコーン
「ユウ君!今日もお弁当食べよ!!」
お昼休みに、ノゾミが話しかけてきた
僕は、怖くなっただけど、ノゾミはほかのクラスのやつらとは、違ってあの仮面はついてない
けれど、僕は、怖くて断った
「・・・・。
ごめん、今日は無理・・・」
「そっか、
じゃあ、また今度ね」
ノゾミはクラスの女子が弁当を食べてるところに言った
やっぱり、僕なんかどーでもいいんだ・・・・
それから、ノゾミとかかわらないようにした
『おはよう』っといわれても、『ご飯食べよ!』っていわれても
僕はひたすらノゾミを無視した
とある日の放課後、僕は今日の宿題忘れて教室に帰ってきた
僕の教室から大きな話し声が聞こえた。
「アハハハハw マジ!?」
こっそり扉の隙間をのぞいたら
クラスの男子とギャル達のなかにノゾミがいた
すると、とあるクラスメイトがこういっていた
「でさでさ、あのノヤマってなんか、キモイよねwww」
えっ・・・・
だいたい嫌われてることくらい知ってるけれど、陰でいわれると怖い本当に怖い
「うんうん、いつもうじうじしててさ~ねっ、ノゾミ!」
ノゾミ!?
その質問されたノゾミは、驚いた表情をした
・・・お願いだお願いだからノゾミ僕のこと嫌いっていわないでくれっ
お願いだからお願い
すると、ノゾミは口をあけた
「・・・わたしは、ユウくんのこと好きだよ、
だって、ユウくんはとてもいいひとだしそれに
わたしは、ユウくんとはじめてあったときから好きになってしまったの」
え・・・・?
ノゾミの言葉に嘘はなかった、いまいったことは本心だった
僕は、なぜだかわからないけど泣いた、なんでだかわかんないけど涙がとまらなかった
「はぁ?」
ドン!
するとノゾミはクラスの女子に殴られてそのばにたおれた
「なに?あんたかしこぶってんじゃないわよ!!」
僕は、それを見て凍りついた、クラスの女子は嘘をいってなかったし
これだけのことに殴るだなんって・・・
「ふんっ!いいじゃないお前みたいな女とあのキモイやつのお似合いよ!」
やめろ・・・
「アハハ、いいね♪」
やめてくれ・・・ノゾミは何も悪くないだろ??
いつもなら逃げる僕だけれど、体が勝手にうごこうとする、
僕は思いっきり教室の扉を開けた
「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
教室にいたやつらが僕を見る。
僕は、ノゾミが倒れてるほうへ行った。
「なんだよ、キモイなw」
僕はノゾミを殴った女の前に立ち
そいつをいま自分がだせる精一杯の力で殴った
ドン
「キャー」
女たちが泣き叫ぶ
「お前!
オレの彼女になにすんだよ!」
男たちが僕をかこんで、殴ったり蹴ったりしてきた
「っ!!」
痛い痛い痛いっ
「お前、調子に乗るなよっ!」
僕の隣でクラスの女子がノゾミを蹴ったりしていた
僕は、ノゾミを助けたかった
「ノ・・・ノゾミぃ・・・」
僕はノゾミを助けようと手を伸ばす
「なに?助けようとしてんの??」
手を踏みつけられた
「あぁぁっっ!!」
痛い、痛い
ノゾミ・・・待ってて今すぐ助けるから・・・・。
僕の意識はそこでとんだ
目が覚めると、もうそらがオレンジ色に染まってた、
僕とノゾミは痛い体を引きずって、屋上に上った
「・・・なんでユウくん私を助けたの?」
「・・・・え、だって僕・・・」
ノゾミはそのときそっと、僕の口にゆびをおいた
「わかってる、私が好きなんでしょ?」
「なんでわかったの?」
「・・・、私はユウくんとはちょっと違うけど
私、人の心が見えるの、ほんとうよ・・・・・
私は、いろんな人の心を見て、こう思ったの『私は世界一キレイな心になってみたいな』って
おもったのなんか馬鹿馬鹿しいけど、人の心ってものはとても怖いの本当に・・・・・」
ノゾミは泣きそうになりながら言った。
僕はノゾミの肩を寄せた。
空はきれいなオレンジ色に染まっている、二人はそれを見ながら幸せそうに笑っていた
END




