さん+10
受験勉強って大変ですね
メールはトウタ
電話はキタムラレイ
正直怖かった。
優しさが迷惑に変わる瞬間だろうね
だって途中からトウタのメールとか空メだもん。
というかメール押し出されてけされてるからね。
おーい\(^_^)/
ってメールしかなかったからね。
いじめられてる感じがする。
どうしようか、、、
学校行くのが鬱だぁ。
返信するのさえも鬱だ。
なんて感じだけど、、、
仕方ないだろ。
ごめん寝てた\(^_^)/
と2人に返しておいた。
現在夜の7時
明日、学校行くか、、、
冷ややかな目
ひそひそ話
思い出してしまう。
でも、、、僕の思いすぎなところもあったと言われたしなぁ、、、
でも、前と今回は違う。
今回はブラックだ。
正直怖い。
と、、、その前に、、、
しまった、、、
本貸す予定だった。
トウタのせいでメールが、、、
探さなきゃ、、、
無い、、、
聞かないと
その後、午後8時位に色々な物を貸した。
喜んでいる姿を見れて良かったと思う。
部屋に戻ると携帯が鳴っていた。
「はい。」
「サク、、、お前バカだなぁ」
ゲラゲラと笑うトウタ
「仕方ないよアレは」
「まぁナイスだよ。」
「そうかな?」
「あぁ。あっ、明日は気兼ね無く学校に来い。」
「え?」
「んじゃまた明日。」
プーッ
よく意味がわからなかった。
まぁいいか
ただ、、、キタムラレイの電話には出ることは出来なかった。
鳴り止まない携帯を僕は何故かずっと握りしめていた。
翌日普通に学校へ向かった。
寝ることが出来なかったから早く行くことにした。
結局キタムラレイの電話には出ることが出来なかった。
今は話をしたくない。
本当にごめんなさい。
とメールを送って、返信を見て閉じた。
教室の窓から外を眺めた。
空に雲一つない。
朝日が僕を指す。
イイヌマは来るだろうか?
クラスメイトとどんな顔で接すれば良いのだろうか?
そんな不安で心臓のあたりが痛い。
「はぁ。」
「どうしたのワカイくん?ため息なんかついて、幸せ逃げちゃうよ?」
不意に声を掛けられ、、、というか声を掛けられ僕は驚いた。
「こ、コグレさん、、、」
僕に声を掛けてきたのは友人のササヌキさんとともに来た、コグレさんだった
「何でこんな学校来るの早いの?」
「昨日は寝れなかったからね。」
「あれ?あんなかっこいいことを言っておいて意外と引き摺るタイプ?」
ササヌキさんから言われた。
「いや、帰宅してそれから寝てたら夜寝れなくなっただけだよ」
ちょっと意地を張った。
「そうなんだ。つーかワカイくんってアニメ好きなんだね。」
「うんまぁ、、、」
「今期のアニメで面白いのってなんだと思う?」
ササヌキさんから意外な一言。
わけがわからなくなった
「え?」
「実は私達もアニメ好きなんだよね」
コグレさんが言ってくれた。
「そ、そうなんだ。」
「だから、ヲタクをバカにしたイイヌマくんにガツンと言ったワカイくんに感謝してる!」
「え?」
いや、、、展開が、、、
「ウチの彼氏、ヲタクだからさ」
成る程
「ワカイくんおはよー!」
「おっす!ワカイ!」
一度も話したことのなかったクラスメイトが僕に挨拶をしてくれる。
続々と、、、
どうしたのか
いやどうしたもんか
「おはようございます」
一人一人に頭を下げたので
「ここはレストランかっ」
「俺は先輩かっ」
「私はお嬢様?」
「お前は機械かっ!」
なんて突っ込みがきた
しかし、なんでレストランなんだろう?
ちょっとなんでレストラン?
いらっしゃいませじゃない?
ツッコミがボケになってますけど
天然という枕詞を必要とするボケになってますけど
まぁいいや
とりあえず僕は状況が聞きたかったのでトウタを待つことにした。