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革命そしてアリスへ



私は勇者に気を取られすぎていた。

そしてそれは起こった。
















うん?

国王の近くが騒がしい?

何が起こってるんだろ?


私は魔法で国王の近くを探る。


何人かが、国王にナイフを向けている?

まさか!

私は魔法で国王の周囲の音を拾う。













「マルタ、これはどう言うつもりだ!」


「行動の通りですよ。あなたは邪魔なんです。だから消すことにしました。しかし、困りましたね〜。最初の一撃で殺すつもりだったんですが?いつの間に魔法が使えるようになったんですか?」


「それについては俺もさっぱり分からん。が、運は俺に味方した。諦めて武器を捨てろ。そうすれば許してやる。」


「ハハッ、甘い!甘すぎる!そんなんだからいけないんですよ。確かにあなたは運がいいみたいですからね〜。ですが、娘さんはどうでしょうかね〜。」


「まさか貴様!レーカ!聞こえてるならアーリーを守ってくれ!」


アーリーが狙われてる?

急がないと!


私は魔法でアーリーの位置を探り、そこに向けて走り出す。

焦るな。

まだ大丈夫。

アーリーにはあれを持たせてる。







私がアーリーの近くに着くと10人以上の大人がアーリーを囲んでいた。

そしてあのマークは教会!

まだアーリーを苦しめるのか!

アーリーに渡してた結界魔道具がいい感じにアーリーを守ってくれている。

なら威力と範囲を優先しよう。


「アーリーから離れろ!」




とりあえずそんなに強い人はいなかったので一層できた。


「アーリー逃げるよ!」


「レーカちゃんお父様が!」


「国王なら多分大丈夫。」


「でも……。」


「あっちにはお母さんが行ったみたいだから。」


「リーカさんが?じゃあ大丈夫かな。」


「負けるとしたらアーリーを人質に取られた時だけ。だからさっさと逃げるよ。」


「逃げるってどこに逃げるんですか?」


「とりあえず王城に行こう。」


「はい。」


私はアーリーの手を握り、王城に転移した。







微かな煙の匂い。

ここもダメっぽい。


「アーリー持っていきたい物があったら言って!」


「えっ?なんでですか?」


「ここもダメっぽい!早く。」


「なら、あの剣と杖と写真だけお願いします。」


私は素早くそれらを魔法で収納する。

ついでにベットも収納した。

ベット大事!


「おい、ここから魔法の痕跡が出てるぞ!」


ちっ、気付かれた。


「アーリー行くよ。」


私は再びアーリーの手を握り、転移する。












場所は同好会の部屋。

そこにはエリカ先輩と商人(予定)のサラがいた。

名前は今聞いた。


「レーカちゃん、来ると思ってた。国王様から伝言、隣の国アリスに逃げろだって。」


「伝言ありがとう。アリスはどっちにある?」


「北です。」


「ありがとう、サラ。じゃあ私達は行くよ。」


「お父様をおいていくのですか?」


「アーリー、国王なら大丈夫。安心して。」


王女だから親離れが出来なかったのだろう。

初めてのことで、不安がいっぱいなのだろう。


私はそっとアーリーを抱きしめる。

身長が足りないが気にしない。


「アーリー、大丈夫。1人じゃないよ。」


「そうだよ!先輩の私もついてるから!」


「私も付いて行きますよー!」


「2人も来るの?」


「うん、ダメかな?」


「心強いよ。ありがとう。」


「みなさんありがとうございます。もう大丈夫です。私もお父様なら大丈夫と信じます。行きましょう。」


アーリーの目が変わった。

もう大丈夫だね。


私は魔法を発動させる。


「じゃあ行くよ。」


「ところで、今更ですけどどうやって行くの?」


「この部屋ごと飛ばす。」


『へ?』


「だからこの部屋ごと魔法で飛ばすんだよ。」


「……。それじゃあモフモフたちと別れなくていいの?!」


「エリカ先輩そこですか?!」


「やっぱり次元が違う……。」


「というかもう飛んでるよ。」


私は魔法で壁の一部を窓に変えた。


「本当に飛んでる……。」


「ひぃー!怖いよ〜!」


とりあえず国王のところの近くに行こう。









国王とお母さんはまだマルタと対峙していた。

ていうかマルタって宰相じゃなかった?

強いの?

まぁ国王とお母さんでもまだ勝ててないってことは強いんだろうね。


「お父様!負けないでくださいね!」


「おう。娘のためにも絶対負けねぇ。すぐに片付けて帰ってこれるようにしといてやる。だから、楽しんでこい!」


アーリーが窓から国王と話してる。

私もお母さんと話しとこ!


「お母さん行ってくる!」


「ええ!こっちは国王とお母さんに任せなさい!」


あっ、そうだ。


「国王、アーリー貰ってくね!」


「ちょっとレーカちゃん!」


「おう、持ってけ持ってけ!お転婆だが、自慢の娘だ。悪い奴らには渡せんがお前さんならくれてやる。」


「お父様まで!」


「頼んだぞ……。」


最後の言葉は魔法で言葉を拾ってる私にしか聞こえなかっただろう。

大丈夫。

私がちゃんと聞いてちゃんと頼まれといてあげたから。


「親子の愛情っていいね。」


「そうですね、エリカ先輩。」


うんうん。


「クックック。ちゃんと逃げられると思ってるんですか?おめでたい頭をした人達ですねぇ。ちゃんとアリスに行く道は塞いであるんですよ。まさか空を飛ばれるとは思いませんでしたが、保険が役に立ちそうです。フフ。」


「何をしやがった、マルタ?」


「答える義理はないんですがね〜。まぁいいでしょう。聞いてもどうしようもないことですから。ドラゴンですよ。」


「ドラゴンだと?まさか!」


「そのまさかですよ。教会はドラゴンを手懐けることに成功したんです。」


「なっ!クソ!」


「無駄な足掻きでしたねぇ。」


「そんなことないのよ。」


「ッ!誰だ。」


「レーカには私が付いてるのよ。」


「フェル!」


「猫?ハッ!喋る猫とは珍しい!だが、たかだか猫如きに何ができる?」


「ほっといて行くのよ。」


「うん。飛ばすよ!」


「まぁもう飛んでますけどね。」


「そこは気にしない。」


とりあえず


「行ってきます!」


「行ってらっしゃい!」













「本当にドラゴンがいるね〜。どうするの、レーカちゃん?」


あれ?

あの時のドラゴンじゃない?


「特に気にする必要はないのよ。」


「どう言うこと?」


「あいつは気まぐれで教会についてるだけなのよ。」


なんて迷惑な。


「でも、操られかけたことは事実。それを親が許さなかった。」


「親?」


「あいつ子供なのよ。」


「えっ!」


衝撃の事実。

全然知らなかった。

ていうかあれより大きいってことでしょ。

どんだけ〜。


「で、親がどう関係あるの?」


「親は国王側に着くと言っていたの。まぁ元々あの国の守護龍だし、当然と言えば当然だけど。」


「そうだったんですか?でも、王女の私でさえ守護龍なんて聞いたことありませんでしたよ。」


「子供を産むために巣にこもったからなのよ。」


言ってたってフェルはいつそんなこと聞いたんだろう?

ていうかドラゴンと話せるの?

うちのネコ優秀すぎない?

これは!


「ちょ、いきなりブラッシングはあふん。へにゃ〜。

ダメふにゃ〜。」


やっぱりかわいい!






「国境は越えたのよ。とりあえずレーカは一旦寝るのよ。」


うん。

疲れた。


私はベットを設置すると動物達も含めてみんなで寝れるように拡張した。


「広くなった……。」


もう無理。


「おやすみレーカちゃん。」


おやすみ。




「ありがとう。」







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