表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サクラ色の招待状  作者: 関町
1/1

出会いはいつも突然に

「リ…… リカちゃん!俺と付き合ってください!!」

「ごめんなさい。その気持ちには答えられないわ。」

「そんなっ…」驚きと悲しみが混ざり合い、僕は膝から崩れ落ちた。

「嫌だよ……嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!!!「お兄ちゃんうるさーーい!!!!朝から大声出したら近所に迷惑だよ?」

目を開けると、そこにはピンクのパジャマを着た妹の絢音がいた。リカちゃんより可愛くない妹に起こされてしまった。

「今は土曜の夜じゃないか、、ゆっくりとゲームをさせてくれよ」

()()()()()()()()()()()()()()!!」

枕元にあるスマートフォンの時間見るとAM8時30分。そしてつけ放しになったテレビゲームと床に落とされたコントローラ。僕はギャルゲをしながらフラれたショックで眠ってしまった。そしてよりにもよって妹の絢音に、リカちゃんにフラれるその画面を見られてしまったのだ。

「そ、それより。うるさくはしてないだろう?お兄ちゃんは寝てたわけだし?」

「でもアヤには『リカちゃーん!!』というお兄ちゃんの声かしっかりとききt「あぁっ!8時半だ!美少女戦士見ないと!」

「お兄ちゃん!話はまだ……」

僕は絢音から逃げるようにして部屋から逃げ出した。まずい、まずいぞ。このままでは兄の威厳がなくなってしまう。

そうしてリビングへと駆け込んだ僕は、朝から美少女戦士を観賞しながら物思いにふけっていた。

「どうして…?」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ