表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
MY DOG  作者: pureko
5/44

受付3人トリオの洗礼

午後をすぎると患者さんもまばら



午前とはうって変わってのんびりした空気になる



しかしこの時間、みきえはまどかをむかえに仕事をぬけだし学校へ走る



息をきらせて学校へ着くとまどかが校門で待っていて一言「遅~い」



「ご・・・ごめん・・」



まどかを家まで送り届け、ダッシュで病院にもどる



「た・・ただいま・・もどりましたー」と受付にとびこむと「おかえり~、みきさぁ~ん」


とねこなでいつもの3人が近寄ってきた



わたしより年配の受付係の3人トリオ、若いころは受付嬢だったんだろうな~、今は・・・


という感じ



「いつもすいません」と、とりあえずあやまると「いいのよ~」「あなたも大変よね~」


「大事な箱入り娘さんだもんね~」と皮肉っぽく3人が言う



こういう時はきっとなにかあるな、と思っていると「ところでみきさん、今日の残業


なんだけど、わたしたち3人とも出れないのよ」


・・・来た!、やっぱし・・



「わたしは今夜、地区の集会があって」「わたしは孫が家に来るのよ」「わたしは・・・


ヒミツの用事・・フフ」



・・・ヒミツの用事ってなんだ?ま、どうでもいいけど、それにいつも仕事をぬけさせて


いるし、いやとは言えないし・・・



「いいですよ、やります、主任と2人ならなんとか・・・」と言いかけた時、後ろで主任


の声がした「それなんだけど・・みきさん」とすまなそうに「わたしも今日、だめなの」



・・・えっ!



「今日、医事の会議があってどうしても出席しないといけなくて・・」



・・・一人・・・で・・でも・・しかたないか・・



「わかりました、なんとかやってみます」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ