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MY DOG  作者: pureko
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病院の受付係

病院というところは午前中は戦争のように忙しい



まして受付というところは来院してくる人、薬をもらって帰る人がいりまじり


大混乱になる



 「井上さぁーん!井上たろうさぁーん!!!!」



受付の中からみきえが叫ぶ・・・が返事なし



「い・の・う・え・たろうさぁーん!!!」



海のむこうの夕日に叫ぶように名前を呼ぶみきえ、すると目の前に座っていたおじいさ


んがよろよろと立ち上がる



大声が出せないと病院の受付はできないなと思いながらおじいさんの会計をすませる



それにしても・・・主任にまどかの迎えの事を話すと一応了解はしてくれた、けど・・・


一瞬だけ、また?っていう表情が見えた、無理もない、ここんとこ毎日仕事ぬけさ


せて迎えに行ってるし・・・なんとかしなきゃあ・・・・とぼんやり思っていると



「わたしの会計はまだかね!」とそばで声がする



「あ!島村さん」


この病院では厳しいことで有名な島村さん、目が怒っている



「す・・・すみません、まだカルテがこっちに戻ってなくて・・」



「は?戻ってない?何いっとる、きみの横にあるカルテはわたしのだろ!」



あわてて横を見る、(ゲッ!カルテ!なんでここに、てかだまって置いていく?)



「す、すみません、すぐに計算します」とあわててカルテを開くと・・・



読めない・・・なんて書いてある?字がきたなすぎて読めない・・・



「すみません!ちょっと待って下さーい」とさけび受付を飛び出し診察室へ走る


後ろで島村さんの舌打ちの音が聞こえた


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