まどかの悲劇
その日は残業で遅くなる、くたくたで家に帰る
倒れこむように部屋に入り「今日は運動は・・・ムリ・・ごめん、遊んであげれないよ・・」
とベッドに寝っころがる
レセプトがケージに手をかけ立ち上がる、目がうるうるしている
「・・・・・わかったよう」とケージを開ける
レセプトがケージを飛び出しうれしそうに部屋を走り回る
そしてみきえの膝の上に飛び乗りじっとみきえを見つめる
・・・やっぱ・・かわいい・・疲れも忘れそう
おもちゃのボールで遊ばせる、投げると走って取りに行く、そして口にくわえてみきえのそばに来て
ポトンとボールを落とす
もう一回投げろってか?とボールを拾い投げるとまた取りに行く
繰り返しボールで遊ばせる、そしてふと時計を見ると・・・やばい、もうこんな時間
レセプトをだいてケージに入れエサをあたえる
ベッドに寝転がりエサを食べ終わるのを待つ
レセプトがエサを食べるカリカリという音を聞きながらまどろむ
そしていつのまにか眠ってしまう
そして朝・・・
気が付くともう明るくなっている
もう朝か・・起きなきゃ・・・と起き上がり異変に気づく
レセプトが・・いない?
ケージが開いている、しまった!閉めてなかった!
「レセプト!」と呼んであたりをさがす、いない、ふと見ると部屋のドアが開いている
しまった!開けっ放しで眠ってる!
廊下にさがしに行こうとした時、トトトトとレセプトが帰ってくる
「よかった~」とレセプトをだきしめる、レセプトもみきえの顔をペロペロとなめる
「もう、どこいってたの?夜中じゅう、大丈夫だった?」と犬にねこなで声で話しかけ、レセプトを
だいて廊下に出る
オシッコは・・していない・・みたい
部屋の中も確認する・・・大丈夫・・みたい
レセプトをケージに入れリビングに降りる
朝ごはんを作る
しばらくしてあかりが降りてくる
「おはよう、あいかわらず早いね」
「まあね、レセプトが起こしてくれるから・・・ね」
「ふ~ん・・そう」
朝ごはん、お弁当が出来上がりみきえが階段の下からさけぶ「まどかー起きろーごはんできたよー」
しばらくしてゴソゴソと二階で音がする、やっと起きたか・・と二人が思っていると
「きーやーぁー!!!」
まどかの間延びしたさけび声がする
「何?なに?」とあわてて二人が二階に行くと
まどかがフリーズしている、片足をあげた格好で、上がった足のうらに・・なにかがついている
「あっ!まさかウンチ?」みきえがさけぶ
あかりがみきえをにらむ、みきえが気まずそうにうつむく




