犬ぎらいのまどか
子犬を飼う!そうと決めればみきえの行動は速かった
すぐにペットショップに駆け込む
だが・・・いっぱいの犬用グッズ、ドッグフードもいっぱい種類があるし、ほか、なにを
そろえればいいの?・・
何を買えばいいのか・・・と迷っていると「なにかお捜しでしょうか?」と
おたっくぽい店員が声をかけてきた
「あ・・犬を飼うんですけど・・なにを・・買ったらいいかわからなくて・・」
「どんな犬ですか?」
「え~と・・こう、4本足で・・毛むくじゃらで・・・」
「・・・・いや・・そうじゃなくて、種類は?」
「種類?・・・・種類・・あ!とにかく子犬なんです」
「・・・子犬・・じゃあ室内で飼うのなら、サークルとトイレ、あと
ペットシート、それからエサを入れるお皿とフードは・・・」
と言いかけた時みきえが説明をさえぎり「あ!すいません、選んでもらえます?」
おたっくぽい店員におまかせでグッズを買う、結構な買い物になる
いっぱいのグッズを持って自宅に帰る、サークルを組み立てペットシーツを敷いた
トイレを置く、床にはクッション、えさ皿を置き子犬を入れる
子犬がペシャペシャ水を飲みじっとみきえを見つめる
・・・よし!なんとか様になった!ばんごはんでも作るか、とみきえがやりとげ感
いっぱいで台所へ降りて行く
子犬がクッションにくっつくように座り、ペロペロと自分の足をなめてくつろいだ
ばんごはんの支度を初めてすぐに「ただいまー」とあかりとまどかが
帰ってくる
「おっかえりー」
いつもよりなにか明るい母の様子に二人が一瞬とまどう
ばんごはんができ三人がテーブルにつきごはんを食べ始める




