第六話 このキモチは
私の名前は高橋由紀。19歳。変人だけど常識人だと思ってる。
歌は音痴だけど好き。歌唱力で誤魔化して、カラオケでたまに90点取る。
カラオケ大好きだけど、オールは流石にキツかった★
「はぁ…」
私は恋のため息を吐いた。
「どうしたの?らしくないよ。」
ゆき2が優しく声をかけてくれる。
「イケメンとどう接すればいいか…私には分からないよ…」
私はコミュ力は無い。
気まぐれを起こして話しかけることは出来るけど相当心がイカれた状態じゃないと話しかけれない。
私に勇気という言葉はどうやら私の辞書に載ってないみたいだ。
「恋は盲目的になるって言うじゃん?…恋をすると…途端にポンコツになるんだよぉ…何でいつもみたいにイカれてくれないの?」
「恋してる時までイカれられるとちょっとヤバイと思うけど…?」
「えー?そうかなぁ?いやでも……常識的に考えると…そうだよなぁ…」
昨日見た夢の事を思い出して更に発狂したくなる。
とうとうここまで来てしまった感が拭えない。
「この気持ちは一体何?」
「そりゃあ恋でしょ。好き過ぎじゃん。」
「うう…恋のキューピットは居ないのぉ?」
居るわけ無い。
つづく