馬鹿が見つけた新事実!2
「ねぇ、また誰も知らないことを見つけたんだ! 特別に教えてやるから感謝しろよ。
ただし、絶対に誰にも言うなよ!」
ま~た出てきた。ほんとにどこにでも出てくるな、このばk。
じゃなくて、鈴木 蓮。
前の作品を見てくれた人ならわかるよな!こいつの頭の中が、お花畑・・・を越えて大草原レベルのいかれっぷりのことを
「おい、どこを見てるんだ?そっちには誰もいないぞ」
こいつの盲目なのだろうか?今俺は、ちょうど教室の真ん中を見ている。もちろん当たり前だが他のクラスメイトが話している。
つまり、誰かいるのだ!
「で、何なんだ?その誰も知らないこととやらは?」
また、どうせ、しょ~~~~もないことなんだろうな~。
ま、どうせ暇だし、聞いてやるか。
「やっぱり、知りたいんだろ?知りたいんだろ?う~ん、教えてあげよっかな~?やっぱりやめよっかな~?」
あ~、何だこいつ?前よりも煽り性能が高くなってるぞ?
ってか、こいつに‘煽る’という行動ができたんだな。
しかもこいつ、さっき「特別に教えてやる」って言ってたよな?
「アー、キニナルナー。アハハハハ」
「やっぱり気になるんか。まぁ、誰も知らないことだもんな、そうなって当然だよな」
うわ~、満面の笑みだ。こいつ、棒読みって知ってるんか?
もし知らないなら、ほんとに馬鹿だぞ。いや、馬鹿なんだけども。
「そうっ!その誰も知らないこととは、でゅるでゅるでゅるでゅる・・・デン!」
よかった、この前みたいに何分も何分もでゅるでゅるすることにならなくてよかった。
ん?でゅるでゅるするってなんだ?
そして、こいつ、巻き舌下手だな。
「ここに人差し指を立てるだろ」
なんか、解説が始まったぞ?もう返事するのめんどいからうなずくだけでいっか。
どうせ、棒読みも見抜けないんだから、めんどくて頷いてるだけってきずかないだろ。
「そして中指も立てるだろ。そうすると・・・数字の‘2’の意味になるんだ」
「ふぇ?」
やばい、想像以上にくだらなすぎて変な声が出てしまった。
「どうだ?すごいだろう?」
「アー、ウン、ソウダネ、ワーワー、スゴイヤ、ゼンゼンシラナカッタナー」
やっぱり、いや知ってたけどね、うん、こいつは馬鹿だ・・・
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