9.準備
早速、大森林へ、ついた俺は、レベル上げを始める。
手始めに、入ってすぐの所でスライムやはぐれたゴブリンを倒していく。経験値獲得超倍加のおかげか、すぐに、レベルアップする。
粗方、近場のモンスターを倒し終えると、少し休憩を挟み、大森林・中腹へむかった。
中腹に着くと、近場よりも多くの反応を確認する。気配遮断を使い、数の少ない方に近づく。
近づいた俺は、無属性魔法を使い身体強化を行う。3体いるホブゴブリンの一番後ろの、ホブゴブリン目掛けて、走る。
前の2体に対しては、オグルの、水魔法 "ウォーターボール"で牽制を行う。
ウォーターボールが、2体に届いた際には、俺は、ホブゴブリンの懐まで潜り込み、首めがけて、一撃を加える。
前までは、ゴブリンでも、両断までいけなかったが、今では、なんなく首を切り落とす。
次にウォーターボールをくらい、面食らっている、ホブゴブリンの1体に近づき、袈裟斬りで斬り伏せる。
残りの1体が、状況を理解したのか、俺めがけて、拳を振り上げてくる。それをショートソードで受け流し、受け流しざまに、脇腹へ一撃を加える。そのままの、勢いで少し距離をとる。
わき腹の傷が深かったようで、そのまま倒れ、絶命する。
魔石を取り出し、後は、オグルたちに、任せる。
その後も、何度か戦闘を行い、きりの良いところで、町へ戻る。今日だけで、レベル8まで上がった。
町に戻った、俺は、いつも通り道具屋で魔石などを売却する。
売却後は、家へ戻りご飯を食べる。オグルたちも、スライム状態に戻り、俺の近くで過ごしている。
ご飯を食べ終わると、装備品の手入れを済ませ、明日の準備を始める。
明日は、いよいよダンジョンへむかう。
その為、前々から欲しかったスキルを創造する。
消費レベルは、足りていることは、確認済みだ。
俺は、スキルを創造した。
『2種類のスキルを創造しました。』
会得するために、必要な消費レベル3
【異次元ボックス】 ・・・ 容量制限なく、収納出来る。また、この中では、時間が進むことはない。また、収納しているものは、詳細ボードを出すと、確認することが出来る。生物などの収納は不可能。
会得するために、必要な消費レベル2
【危険察知】 ・・・ 罠など、危険な事や物を感じとる事が出来る。常時発動。察知出来る範囲は、レベル相応。
俺は、創造したスキルを会得する。
『スキル"異次元ボックス" "危険察知"を会得しました。』
早速確認のため、近くにあったショートソードを、収納してみる。持っていた、ショートソードが消え、詳細ボードを確認すると、
・ ショートソード 1
と出た。
確認を終え、自分たちのスキルボードを確認する。
名前:カズハ (カズハ)
種族:人間 (人間)
性別:男 (男)
年齢:8 (8)
レベル:3 (3)
称号:転生者 (なし)
体力:1720/2360 (70/150)
魔力:1280/2250 (0/70)
スキル:中級鑑定 偽装 気配察知 気配遮断 危険察知 テイム 剣術 異次元ボックス (剣術 テイム)
魔法スキル:無属性魔法 (なし)
スペシャルスキル:限界突破 経験値獲得超倍加 (なし)
エクストラスキル:創造 (なし)
名前:オグル
種族:エヴォリュシオンスライム
性別::♂
レベル:20
称号:カズハの従魔
体力:380/380
魔力:620/1080
スキル:吸収 擬態 無詠唱
魔法スキル:全属性魔法
スペシャルスキル 超覚醒
ランク:SSS
名前:アンジュ
種族:エヴォリュシオンスライム
性別::♀
レベル:20
称号:カズハの従魔
体力:320/320
魔力:830/1100
スキル:吸収 擬態 無詠唱
魔法スキル:回復魔法
スペシャルスキル 超覚醒
ランク:SSS
確認を終え、眠りについた。